北区でフェーズフリーグッズを探す|普段使いできる防災用品・実店舗まとめ

防災用品を買っても、押し入れの奥にしまったまま何年も使わない。いざというときに「どこに入れたっけ?」となってしまうこともありますよね。

そこで注目されているのが、普段の暮らしで便利に使いながら、災害時にも役立てる「フェーズフリー」という考え方です。

地域情報メディア『東京きたくりっぷ』エリア担当ライターのはやとーさんです。今回は東京都北区でフェーズフリーの視点を取り入れるなら何から始めればよいのか、実際に立ち寄れる店舗と一緒に掘り下げます。

ライトやモバイルバッテリーだけでなく、北区で想定される水害や在宅避難、トイレ問題まで含めて、「普段使いできるもの」と「非常時専用で備えるべきもの」を分けて考えてみましょう。

目次

フェーズフリーは「防災グッズの種類」ではない

最初に知っておきたいのが、フェーズフリーは特定の商品ジャンルを指す言葉ではないということです。一般社団法人フェーズフリー協会では、普段使っているモノやサービスを、日常時だけでなく非常時にも役立つように考えることをフェーズフリーとしています。

つまり「防災コーナーに置いてある物だけ」が対象ではありません。普段ベッドサイドで使っているライト、毎日持ち歩くモバイルバッテリー、水筒、レインコートなども、非常時の価値まで考えれば候補になります。

認証マークがある商品だけを探さなくてもいい

フェーズフリーには、協会が日常時と非常時の価値を審査する「フェーズフリー認証」制度もあります。認証を取得した商品やサービスには、PF認証マークを表示できます。

一方で、認証マークが付いていない一般商品でも、普段と災害時の両方で役立つものはたくさんあります。記事や買い物では、「認証品」と「フェーズフリーの視点で選んだ一般商品」を混同しないことが大切です。

「フェーズフリー認証商品」と断定する場合は認証の有無を確認し、それ以外は「フェーズフリーの考え方に合う日用品」と紹介すると分かりやすいでしょう。

北区では地震と水害で必要な備えが変わる

北区でフェーズフリーを考えるなら、商品を買う前に自宅周辺の災害リスクを見ることが重要です。北区では地震だけでなく、荒川、隅田川・新河岸川・神田川、石神井川の洪水や高潮、土砂災害のハザードマップが公開されています。

特に水害では、「何日間家で過ごせるか」だけ考えればよいとは限りません。住んでいる場所や建物によっては、早い段階で浸水区域の外へ移動する必要があります。

反対に地震の場合、自宅が安全で火災などの危険がなければ、北区は在宅避難も選択肢として案内しています。その場合に重要になるのが、水・食料・トイレ・照明・電源です。

まず北区のハザードマップを見てから買う

同じ北区でも必要な備えは一律ではありません。荒川などの浸水想定区域なのか、崖地に近いのか、マンションの上層階なのかによって優先順位が変わります。

北区防災ポータルでは、避難情報や避難所の開設状況だけでなく、停電・断水、公共交通機関、気象情報なども確認できます。スマートフォンに入れておけば普段の防災確認にも使えます。

北区防災ポータルはこちら

最初に揃えるなら「照明」が使いやすい

フェーズフリーを初めて取り入れるなら、照明は分かりやすいアイテムです。毎日の生活で使うため「電池が切れていた」「何年も触っていなかった」という失敗を減らしやすくなります。

例えば寝室やリビングに置く充電式ライトなら、夜間照明として毎日使いながら、停電時にはそのまま持って移動できます。懐中電灯を暗い収納から探す必要もありません。

照明を選ぶときは、明るさだけでなく、充電方法、連続点灯時間、持ち手の有無、停電時の自動点灯機能まで見ると実用性が分かります。

無印良品の「持ち運びできるあかり」は分かりやすい例

無印良品の「LED持ち運びできるあかり」は、日常と停電時をつなげて考えやすい商品です。普段はベッドサイドなどに置き、必要なときはハンガー状の持ち手を持って移動できます。

現行商品の公式仕様では、満充電時の連続点灯はHighで約3時間、Lowで約10時間。充電台にセットしている状態で停電すると、自動点灯する機能も付いています。

「非常時にだけ使うライト」と違い、日常的に使うことで置き場所や操作方法を家族みんなが把握しやすいのがポイントです。

赤羽|無印良品で「いつものもしも」を探す

赤羽駅から立ち寄りやすいのが、赤羽アピレ3階の「無印良品 赤羽アピレ」です。JR赤羽駅北改札西口から徒歩約1分で、生活雑貨や食品を一緒に見られます。

店舗無印良品 赤羽アピレ
住所東京都北区赤羽西1-5-1 赤羽アピレ3F
営業時間10:00~21:00
アクセスJR赤羽駅北改札西口から徒歩約1分
主な確認候補ライト・防災用品・乾電池・食品・収納用品など
公式サイト無印良品 赤羽アピレ

無印良品では「いつものもしも」として、防災用品を日常生活から考える商品群も展開しています。携帯用アイテムだけでなく、ライトや乾電池、カセットこんろ、備蓄食品など幅があります。

無印良品で見るならこの5ジャンル

ジャンル普段非常時
充電式ライト寝室・間接照明停電時の照明
モバイルバッテリー付充電器通勤・旅行スマホの電源確保
レトルト・スープ忙しい日の食事ローリングストック
収納ボックス日用品収納備蓄品をまとめる
レジャーシート公園・行楽床の冷えや汚れ対策

ただし赤羽アピレ店に全商品が常時あるとは限りません。無印良品の公式サイトでも、店舗在庫は商品ごとに確認する仕組みになっています。

モバイルバッテリーは「容量」だけで選ばない

災害時にスマートフォンは、連絡・地図・防災情報・決済など多くの役割を持ちます。そのためモバイルバッテリーは、日常兼用しやすい代表的なアイテムです。

ただし「大容量なら安心」と考えるだけでは不十分。普段から持ち歩ける重さか、USB-Cに対応しているか、スマホへ何回程度給電できるか、充電器としても使えるかなどを確認します。

毎日バッグに入れるなら5,000~10,000mAh程度を候補にし、自宅用にはもう少し容量の大きい物を追加するなど、役割を分ける方法もあります。

「充電したまま放置」ではなく普段から回す

モバイルバッテリーは食品のような賞味期限はありませんが、バッテリー自体は劣化します。何年も防災袋に入れたままにするより、普段から使って充電状態や異常がないか確認できる方が安心です。

膨らみ、異常な発熱、破損などがある製品は使用を続けず、メーカーの案内に従って対応しましょう。

赤羽|ビバホームは「専用品」と一緒に見られる

フェーズフリーだけでなく、必要な防災専用品まで一度に比較したいなら「ビバホーム ビーンズ赤羽店」が便利です。赤羽駅のすぐそばで、日用品や工具などをまとめて見られます。

店舗ビバホーム ビーンズ赤羽店
住所東京都北区赤羽1-1-1
営業時間10:00~21:00
特徴駅近で日用品・工具・防災用品を比較しやすい
公式サイトビバホーム ビーンズ赤羽店

ここではライトだけを見るのではなく、簡易トイレ、カセットコンロ、ガスボンベ、軍手、養生テープ、乾電池、家具固定用品などを一緒に確認すると、自宅で不足している物が見えやすくなります。

実は「全部フェーズフリー」にする必要はない

ここが重要です。防災用品をすべて日常兼用にする必要はありません。

例えば携帯トイレ、家具転倒防止器具、ヘルメット、エマージェンシーシートなどは、普段ほとんど使わなくても、災害時に必要性が高い物です。

日用品で代用できるところはフェーズフリー、命や衛生に関わるところは専用品もきちんと持つ。この組み合わせが現実的です。

トイレの備えを後回しにしない

水や食料ばかりに目が行きますが、地震後に困りやすいのがトイレです。断水だけでなく、下水道や建物内の排水管が損傷すると、水が出てもトイレを流せない場合があります。

北区は家庭で簡易トイレ・便袋を備えるよう案内しており、目安として1人1日7~8回を挙げています。最低3日、できれば1週間分を考えると、家族分ではかなりの枚数になります。

人数1日7回×3日1日7回×7日
1人21回分49回分
2人42回分98回分
4人84回分196回分

「50回セットなら十分」と思っても、4人家族なら1週間分には足りません。人数×1日の使用回数×備えたい日数で計算すると不足に気づきやすくなります。

2026年度は北区が携帯トイレを全区民へ配付

北区では2026年度、大規模災害時の在宅避難を進める取り組みとして、全区民へ携帯トイレを配付する事業を進めています。計画では1人あたり15回分、3日分相当を配付。区の発注資料では37万セットを調達し、全世帯へ配送する内容が示されています。

ただし区から配付される分だけで十分とは限りません。北区自身も家庭備蓄は最低3日、できれば1週間を推奨しているため、自宅の人数に合わせて追加分を考えておくと安心です。

北赤羽|ホームズなら家具固定まで一緒に考えられる

マンションや戸建ての室内対策までまとめて見直すなら、「島忠 ホームズ北赤羽店」が候補です。浮間5丁目にある大型ホームセンターで、ホームセンター売場は9時から20時まで営業しています。

店舗島忠 ホームズ北赤羽店
住所東京都北区浮間5-3-24
ホームセンター営業時間9:00~20:00
確認したい物家具固定・収納・ライト・電源・カセットコンロ・衛生用品など
公式サイトホームズ北赤羽店

フェーズフリーというと持ち運べる小物ばかりを考えがちですが、地震では家具の転倒を防ぐこと自体が重要です。ライトを買う前に、大きな家具が倒れないか確認する方が優先度が高い家庭もあります。

収納ボックスもフェーズフリーにできる

普段はアウトドア用品や季節用品を入れている頑丈な収納ボックスも、備蓄スペースとして兼用できます。水や食品だけを「防災箱」に閉じ込める必要はありません。

ただし重い水を大きな箱へ詰め込みすぎると、いざというとき動かせなくなります。食品、衛生用品、電源用品などを分けて収納し、家族が場所を把握している状態を作る方が実用的です。

食品は非常食より「いつも食べる物」を増やす

北区も、普段使っている食品や生活必需品を少し多めに持ち、使った分を買い足すローリングストックをすすめています。レトルトカレー、パックご飯、缶詰、スープ、飲料、菓子など、家族が普段から食べる物を中心にすると、賞味期限切れや「非常食が口に合わない」という失敗を減らせます。

小さな子ども、高齢者、食物アレルギーがある人、ペットがいる家庭では、一般的な防災リストだけでなく、その家でしか必要にならない食品を優先して備えておきたいところです。

水は「持ち歩く分」と「家に置く分」を分ける

水筒は普段の外出でも使えるフェーズフリーなアイテムですが、水筒一本だけを災害備蓄と考えることはできません。

外出時には水筒やペットボトルを持ち、自宅には別に飲料水を備蓄する。日常で使う物と、家庭に必要な量を組み合わせて考えることが大切です。

カセットコンロは普段から鍋料理で使う

停電やガス停止に備えるなら、カセットコンロも日常兼用しやすい道具です。冬の鍋料理や卓上調理で定期的に使えば、点火できるか確認でき、使い方にも慣れておけます。

一方でガスボンベには使用期限や保管条件があります。コンロ本体だけ購入して安心せず、必要本数とボンベの状態を定期的に確認しましょう。

日常のバッグも小さな防災セットにする

外出中に災害が起きる可能性を考えると、自宅の備蓄だけでは足りません。とはいえ毎日大きな防災バッグを持ち歩くのは現実的ではないですよね。

そこで普段のポーチに、日常でも使う物を少しだけ加えます。

  • 普段使いのモバイルバッテリー
  • 充電ケーブル
  • 小さなライト
  • ウェットティッシュ
  • ハンカチやタオル
  • ビニール袋
  • 普段から飲む水
  • 小さなお菓子
  • 常用している物があれば必要分

毎日使う物なら「家に忘れたまま」という状態にも気づきやすくなります。

家族4人ならまずこの順番で見直したい

一度に防災用品を全部買おうとすると、金額も収納場所も大きくなります。最初は命や生活に直結するものから順番をつけると始めやすくなります。

優先確認するもの考え方
1家具固定・避難経路まずケガを防ぐ
2携帯トイレ家族人数×日数で計算
3水・食品最低3日、できれば1週間
4ライト普段使いできる物を各所へ
5モバイルバッテリー日常的に充電・使用
6カセットコンロ調理・湯沸かし手段を確保
7持ち出し品地域の避難方法に合わせる

「おしゃれな防災グッズを買う」より先に、自宅で不足している機能を埋めるイメージで選ぶと無駄が減ります。

3店舗は目的によって使い分ける

目的おすすめ
日常になじむ物を探したい無印良品 赤羽アピレ
ライト・食品・収納をまとめて見たい無印良品 赤羽アピレ
駅前で防災専用品も見たいビバホーム ビーンズ赤羽店
携帯トイレやカセットコンロを比較ビバホーム ビーンズ赤羽店
家具転倒対策まで見直したい島忠 ホームズ北赤羽店
大型用品をまとめて比較したい島忠 ホームズ北赤羽店

赤羽駅を普段利用するなら、まず無印良品とビバホームを一度に見るだけでも十分。家具固定や収納まで見直す日は、北赤羽方面のホームズへ足を延ばすという使い分けができます。

買う前に「もし電気が止まったら」で考える

フェーズフリー商品を選ぶときは、商品名より「いつもの使い方が、どの非常時に役立つか」を一度考えてみます。

  • 停電したら、このライトをすぐ取れる?
  • スマホを2~3日使う電源はある?
  • 断水したらトイレはどうする?
  • ガスが止まっても温かい物を作れる?
  • 避難する場合、持って歩ける重さ?
  • 家族全員が置き場所を知っている?

この質問に答えていくと、便利そうな商品を増やすより、自宅に足りない物がはっきりしてきます。

水害では「在宅避難できる」と決めつけない

フェーズフリー用品を充実させても、それだけで災害時に自宅へ残れるわけではありません。特に北区では水害ハザードマップの確認が重要です。

洪水時には浸水深だけでなく、浸水が続く時間や建物の階数、家屋倒壊等氾濫想定区域かどうかなどによって避難行動が変わります。

「家に1週間分備蓄したから大丈夫」ではなく、地震なら在宅避難、水害なら早めに安全な場所へ移動するなど、災害の種類に合わせて考えることが大切です。

さいごに

フェーズフリーは、新しい防災グッズを大量に買うことではありません。毎日使っているライトや充電器、食品、収納用品を見直して、「これ、停電や断水のときにも使えるな」と考えるところから始められます。

一方で、携帯トイレや家具固定用品のように、普段ほとんど使わなくても必ず備えておきたい物もあります。日常兼用と防災専用品を上手に組み合わせることが、無理なく続けられる備えにつながります。

まずは今あるモバイルバッテリーの残量を確認したり、寝室のライトを停電時にも使えるものへ変えたりするだけでも十分です。そのあと赤羽や北赤羽のお店をのぞきながら、自宅に足りないものをひとつずつ増やしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

「東京きたくりっぷ」はやとーさん

東京都北区在勤のはやとーさんです。地域情報メディア『東京きたくりっぷ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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