テニスとスカッシュを合わせたようなラケットスポーツ「パデル」。最近は日本でもコートが増え、「一度やってみたい」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』ライターのはやとーさんです。北区で働く私も、休日に家族で楽しめる新しいスポーツを探していると、初心者でもラリーを楽しみやすいパデルが気になりました。
今回は東京都北区から実際に行けるパデル施設を比較。体験料金やレンタルコート、ラケットの貸し出し、子どもと参加するときのポイントまで詳しく紹介します。
パデルは4人で楽しむラケットスポーツ
パデルはスペインを中心に人気が広がったラケットスポーツで、基本的には2人対2人のダブルスでプレーします。テニスより小さな専用コートを使用するのが特徴です。
コートの大きさは約20m×10m。周囲をガラスや金網で囲まれていて、ボールが地面に一度バウンドしたあと壁に当たっても、そのまま打ち返せます。
「壁に当たったら終わり」ではなく、壁を使ってラリーを続けられるのが、テニスとの大きな違いです。
テニス経験がなくても始めやすい
パデルで使うラケットにはテニスラケットのようなガットがなく、穴の開いた板状になっています。サイズも比較的コンパクトで、初めてでも振りやすい形です。
サーブもテニスのように頭上から強く打つのではなく、ボールを一度バウンドさせて腰より低い位置から打ちます。そのため、ラケット競技が初めてでもゲームに入りやすいのが魅力です。
もちろん上達すると壁を使った駆け引きやスマッシュなど奥深いプレーもありますが、「まず家族や友人と遊んでみたい」という人でも始めやすいスポーツです。
北区内には常設パデルコートが見つからない
パデルをやってみようと思って北区のスポーツ施設を探しても、一般的なテニスコートではプレーできません。壁で囲まれた専用コートが必要だからです。
2026年8月時点で、北区内に一般利用できる常設パデル施設は確認できません。そのため、赤羽や王子から墨田区・さいたま市・練馬区方面まで広げて探すのが現実的です。
北区から行ける3つのパデル施設を比較
初めて体験するなら、料金だけでなく「駅から行きやすいか」「体験レッスンがあるか」「その後も通えるか」で比較すると選びやすくなります。
| 施設 | エリア | 体験の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| パデル東京ミズマチ | 墨田区 | 60分2,500円 | 駅から行きやすく観光と組み合わせやすい |
| アッセンブル大宮 | さいたま市 | 60分500円 | 初回体験料金が安く家族で試しやすい |
| パデル東京 | 練馬区 | 初心者向けプログラムあり | 継続して習いたい人にも向く |
「一番近い施設」だけで選ぶより、初めてなら体験料金、続けたいならスクールや通いやすさまで確認するのがおすすめです。
押上|パデル東京ミズマチ
北区から都内方面へ出かけるなら候補になるのが「パデル東京ミズマチ」です。東京スカイツリーや浅草にも近く、パデル体験とお出かけを一緒に楽しみやすい立地です。
初心者向けの体験レッスンは60分2,500円。最初からコートだけを借りるのではなく、ルールやラケットの使い方を教えてもらってから始めたい人に向いています。
| 施設 | パデル東京ミズマチ |
|---|---|
| エリア | 東京都墨田区 |
| コート | 屋外パデルコート |
| 体験 | 60分2,500円 |
| レンタルコート | 平日昼 1時間5,000円~ |
| 特徴 | 初心者体験・スクール・レンタルコート |
| 公式サイト | パデル東京ミズマチ |
北区から家族で行くなら、午前中にパデルを体験して、そのあと東京スカイツリーや浅草方面へ出かけると一日のお出かけとして組みやすいですね。
4人でコートを借りると1人分はいくら?
パデルに慣れてきたら、友人や家族4人でレンタルコートを借りる方法もあります。パデルは基本4人なので、人数が揃えばコート料金を分けられるのがポイントです。
例えば1時間5,000円のコートを4人で使えば、コート代は1人あたり1,250円。これにラケットレンタルなどが必要なら、その料金を追加して考えます。
「パデルは高そう」と感じても、4人でコートをシェアすると1人分の料金は抑えやすくなります。
大宮|アッセンブル大宮は初回体験500円
とにかく一度安く試してみたいなら、「アッセンブル大宮」は注目したい施設です。北区から大宮方面は京浜東北線や宇都宮線などを利用でき、都内を横断するより行きやすい人もいるでしょう。
初心者向け体験レッスンは60分500円。ほかの施設と比べてもかなり低価格なので、「家族がパデルを気に入るか分からない」という段階でも挑戦しやすい料金です。
| 施設 | アッセンブル大宮 |
|---|---|
| 所在地 | さいたま市西区 |
| コート | 屋外3面 |
| 体験 | 60分500円 |
| レンタルコート | 平日昼 1時間3,800円~ |
| アクセス | 大宮駅西口からバス利用 |
| 公式サイト | アッセンブル大宮 |
駅前施設ではないため大宮駅からさらに移動は必要ですが、その分「まず体験してみたい」という人には料金面で魅力があります。
大宮で4人ならコート代は1人950円から
アッセンブル大宮の平日昼のレンタルコートが1時間3,800円なら、4人で利用した場合のコート料金は1人950円です。
体験後に「もう一度家族だけで遊んでみたい」と思ったときにも、4人揃えば比較的利用しやすい料金になります。ただし時間帯や曜日によって料金は変わるため、予約時に確認してください。
練馬|パデル東京は継続したい人の候補
「一度遊んで終わりではなく、少し上手になりたい」という人なら、練馬区方面の「パデル東京」も選択肢です。善福寺公園テニスクラブ内にあるパデル施設です。
初心者向けレッスンのほか、経験を積んだ人向けのプログラムも用意されているため、体験後に定期的なスポーツとして続けたい人にも向いています。
| 施設 | パデル東京 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都練馬区 |
| 場所 | 善福寺公園テニスクラブ内 |
| 特徴 | 体験・スクール・レンタルコート |
| 向いている人 | 定期的に習って上達したい人 |
| 公式サイト | パデル東京 |
北区からは乗り換えが必要になるため、「一度だけの体験」より、施設の雰囲気やスクール内容が気に入り、継続して通いたい場合に比較したい施設です。
初めてならレンタルコートより体験レッスン
家族4人なら最初からコートを借りた方が安そうに見えますが、全員が初めての場合は体験レッスンから始める方が安心です。
パデルにはサーブや得点方法だけでなく、ガラスに跳ね返ったボールをどう打つかなど独特のルールがあります。説明なしで始めると、最初の30分をルール確認だけで使ってしまうこともあります。
初回はこんな人ほど体験レッスンがおすすめ
- 家族全員がパデル未経験
- テニスなどのラケット競技経験がない
- 壁を使うルールがよく分からない
- ラケットを持っていない
- 一度だけ試してから続けるか決めたい
体験レッスンでは何をする?
施設によって内容は異なりますが、初心者向け体験では、ラケットの握り方やボールの打ち方、サーブ、壁を使った返球などの基本を練習してから簡単なゲームへ進むのが一般的です。
テニス経験者でも壁を使う動きは初めてという場合が多いため、経験者と初心者が一緒に参加しても楽しめます。

最初から上手に打てなくても大丈夫。まずはラリーが続くだけでも楽しそうですよね!
パデルの持ち物は意外と少ない
初回体験でラケットをレンタルできる施設なら、自分で専用道具を一式購入する必要はありません。運動できる服装を用意すれば参加しやすいのも、初めての人にはうれしいポイントです。
| 持ち物 | 確認ポイント |
|---|---|
| 運動できる服 | 走ったりしゃがんだりしやすい服装 |
| 運動靴 | 施設指定のシューズ条件を確認 |
| 飲み物 | 屋外施設では特に多めに用意 |
| タオル | 夏場は汗対策に必要 |
| ラケット | 初回はレンタルできるか確認 |
| ボール | 体験レッスンなら施設側で用意される場合が多い |
テニスラケットを持って行っても使えない
「家にテニスラケットがあるから持って行こう」と思うかもしれませんが、パデルでは専用ラケットを使います。形も構造もテニスラケットとは別物です。
初回から購入する必要はなく、レンタルできる施設を選ぶのがおすすめ。実際に体験して続けたいと思ってから、自分用のラケットを検討すれば十分です。
家族4人ならパデルと相性がいい
パデルは基本的に2対2なので、家族4人ならそのまま1ゲームの人数になります。交代する人を作らず、全員が一緒にコートへ入れるのは家族レジャーとして大きな魅力です。
テニスよりコートが小さいため、長い距離を走り続ける場面も比較的少なめです。ただし急な方向転換はあるため、運動経験や年齢に合わせて無理のない範囲で楽しみましょう。
子どもは何歳からできる?
子どもの参加可能年齢は施設やプログラムによって異なります。大人向け体験に子どもがそのまま参加できるとは限らないため、予約前の確認が必要です。
ジュニア向けスクールや親子で参加できるイベントが開催されることもあります。家族で体験したい場合は、「子どもの年齢」「全員初心者」であることを伝えて問い合わせるとスムーズです。
夏に行くなら屋外コートの暑さに注意
今回紹介した施設には屋外コートがあります。特に7月から9月の日中は、プレーそのものだけでなくコート上の暑さも考えて時間帯を選びたいところです。
初めてなら朝や夕方の比較的暑さが落ち着く時間帯を選び、飲み物やタオルを多めに用意しましょう。体調に不安がある場合は無理に屋外レッスンを選ばないことも大切です。
3施設ならどこを選ぶ?
北区から初めてパデルへ行くなら、何を優先するかでおすすめは変わります。
| 目的 | 候補 |
|---|---|
| とにかく安く一度試したい | アッセンブル大宮 |
| 都内で体験したい | パデル東京ミズマチ |
| 観光と一緒に楽しみたい | パデル東京ミズマチ |
| 家族4人で後からコートを借りたい | アッセンブル大宮・ミズマチ |
| 定期的に習いたい | パデル東京 |
| 大宮方面へ行きやすい | アッセンブル大宮 |
初回料金だけならアッセンブル大宮、アクセスやお出かけとの組み合わせならミズマチ、習い事として続けるならパデル東京という選び方が分かりやすいでしょう。
初めて予約するまでの流れ
初めてだと「体験」と「コートレンタル」のどちらを予約するのか迷います。全員未経験なら、まず初心者体験を選びましょう。
赤羽・王子からの移動時間だけでなく、駅から施設までの移動も含めて比較します。
公式予約ページで「体験」「初心者」などのプログラムを確認します。
ラケットやシューズなど、何を借りられるのか確認してから予約します。
家族で参加する場合は、年齢制限やジュニア対応の有無を確認します。
最初から道具を買う必要はない
パデルを始める前にラケットや専用シューズを一式そろえる必要はありません。まずはレンタル用品のある体験レッスンへ参加し、自分に合うスポーツか確かめるのがおすすめです。
何度かプレーして「続けたい」と思ってから、自分用のラケットを購入すれば十分。ラケットにも重さや形の違いがあるため、初心者のうちはコーチに相談して選ぶと失敗しにくくなります。
さいごに
東京都北区内には常設のパデル施設が見つからないものの、少し範囲を広げれば墨田区・大宮・練馬などに初心者が参加できる施設があります。
パデルは4人で一緒にコートへ入り、壁まで使いながらラリーを続けるのが面白いスポーツです。家族や友人と初めて挑戦すれば、「今のどうやって返したの?」と自然に盛り上がりそうですよね。
まず一度試すなら料金の安い大宮、都内のお出かけと合わせるならミズマチなど、目的に合わせて選んでみてください。最初はラケットを買わず、初心者体験から始めるのがパデルデビューの一番気軽な方法です。













