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一年に一度のお誕生日。せっかくなら「近いから」「いつも買っているから」だけではなく、主役が本当に喜ぶケーキを選びたいですよね。
東京都北区には、キャラクターやオリジナルデザインを得意とするお店、昔から地域で親しまれてきたフランス洋菓子店、季節のフルーツをたっぷり使ったタルトが主役のお店など、実はかなりタイプの違うケーキ店があります。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライター、はやとーさんです。私も娘たちの誕生日になると、「今年はどんなケーキなら喜ぶかな」と毎年悩みます。
そこで今回は単なる店舗一覧ではなく、「そのお店だから選びたい誕生日ケーキは何か」という視点から、北区のケーキ店を掘り下げてみました。
北区の誕生日ケーキは意外と個性派ぞろい
「誕生日ケーキ」と聞くと、いちご・生クリーム・丸いスポンジケーキを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん定番のショートケーキも魅力的ですが、北区で探してみると選択肢はそれだけではありません。
- 「好き」をケーキにしたい
キャラクターや趣味を表現したデザインケーキ - 味を主役にしたい
モンブラン・ショコラ・チーズケーキなど専門店らしいケーキ - 北区らしいお店を選びたい
長く地域で親しまれている街のパティスリー - フルーツを楽しみたい
旬の果物を主役にした華やかなタルト
同じ「誕生日ケーキ」でも、お店によって得意分野はかなり違います。
だからこそ、北区では人気ランキングだけで決めるよりも、今年のお誕生日をどんな雰囲気にしたいかから選んでみると、お店選びがぐっと面白くなります。
北区で注目したい誕生日ケーキ4店
| お店 | 特徴 | おすすめしたい人 |
|---|---|---|
| Patisserie Erable | オリジナルデザイン・イラスト系 | 見た瞬間に驚くケーキにしたい |
| Patisserie Sincerite | モンブラン・ショコラなど種類が豊富 | デザインだけでなく味も選びたい |
| ランギャール | 王子で長く続くフランス洋菓子店 | 地元らしいケーキを選びたい |
| ラ・メゾン アンソレイユターブル | 旬のフルーツを使ったタルト | ショートケーキ以外で華やかにしたい |
Patisserie Erable|「好きなもの」をケーキにできる浮間舟渡のパティスリー
まず紹介したいのが、浮間舟渡にある「Patisserie Erable(パティスリー エラブル)」です。
エラブルの誕生日ケーキで特に目を引くのが、その人の好きなものやテーマをデザインに反映したオーダーメイドケーキ。
公式サイトでは、アニメキャラクターだけでなく、サッカーボールやユニフォーム、花を取り入れたデザイン、写真やオリジナルメッセージを使ったケーキなども紹介されています。

「キャラクターケーキのお店」というより、その人らしさをケーキにできるお店と考えた方が近そうです。
子どもの誕生日だけではない
デザインケーキというと、小さな子どもの誕生日を想像しがちですが、エラブルでは大人向けのシンプルで上品なデザインも案内されています。
例えば、子どもなら好きなアニメやスポーツ、大人なら花や色合いをテーマにするなど、年齢に合わせて雰囲気を変えられるのが特徴。
家族がケーキの箱を開けた瞬間の「わあ!」という反応まで含めて楽しみたい誕生日なら、候補に入れたい一軒です。
季節のケーキも見逃せない
一方で、エラブルはデザインケーキだけのお店ではありません。
季節のフルーツを使ったタルトやチョコレートケーキなども展開しており、2026年夏にはマンゴーやさくらんぼを使った商品も登場しています。
「今年の誕生日には、その季節に一番おいしいフルーツを食べたい」という選び方ができるのも、街のパティスリーならではの楽しみです。
Patisserie Erable
東京都北区浮間4丁目30-8 パシフィコ21 1階
JR浮間舟渡駅から徒歩約5分
Patisserie Erable公式サイト
Patisserie Sincerite|「何味にする?」から楽しめる東十条のケーキ店
東十条にある「Patisserie Sincerite(パティスリー サンセリテ)」は、家族のお誕生日ケーキを探すときに注目したいお店です。
サンセリテの面白さは、お誕生日だからといって生クリームのショートケーキ一択にならないこと。
デコレーションケーキには、生クリームだけでなくフルーツ多め、モンブラン、ニューヨークチーズケーキ、クラシックショコラ、チョコシフォンなどが並びます。
「娘はチョコが好き」「お父さんはモンブランが好き」など、誕生日の主役の好みからケーキを選べるのが魅力です。
注目したいのはモンブラン
サンセリテが特に力を入れて紹介している商品のひとつがモンブランです。
栗の甘露煮と白あんを合わせたペーストを使った独自のモンブランで、一般的なモンブランとは少し違う仕上がりが特徴。
モンブランそのものをデコレーションケーキとして選べるため、栗好きの家族のお誕生日なら「今年はショートケーキじゃなく、丸ごとモンブラン」という選択肢もあります。



毎年同じいちごのケーキになっている家庭ほど、こういう選び方は楽しそうですね。
東十条らしい「家族で食べるケーキ」
サンセリテは公式サイトでも、子育て世代が多い東十条で「家族に喜ばれる洋菓子」を掲げています。
華美すぎる特注ケーキというよりも、子どもから大人まで一緒に食卓を囲みやすいケーキが多い印象。
子どもの誕生日はもちろん、お母さん、お父さん、祖父母のお誕生日まで、家族の定番のお店として使いたくなるタイプのパティスリーです。
Patisserie Sincerite
東京都北区東十条1丁目18-12 大貫ビル102
JR東十条駅南口から徒歩約5分
Patisserie Sincerite公式サイト
ランギャール|「王子のお店で選んだ」と言いたくなる誕生日ケーキ
王子で誕生日ケーキを探すなら、ぜひ知っておきたいのが権現坂にあるフランス洋菓子店「ランギャール」です。
ランギャールがオープンしたのは2003年。オーナーパティシエは銀座の老舗・三笠會館でシェフパティシエを務めた後に独立し、「地元に愛される定番の味」を大切にしてきました。
ここが、全国どこでも買えるケーキ店との大きな違いです。
名物「おうじロール」にも王子らしさ
ランギャールの代表的なお菓子が「おうじロール」。3種類の生クリームをブレンドし、はちみつと三温糖を練り込んだスポンジで包んでいます。
さらに「王子のきつね」をモチーフにした焼き菓子などもあり、商品そのものに街の名前や文化が入っています。
北区で暮らしている家族のお誕生日なら、こうした「自分たちの街のお菓子屋さん」から選ぶこと自体が思い出になるのではないでしょうか。
ねこやピアノのケーキも
ランギャールには、ねこやピアノの形を取り入れた、見た目にも楽しいケーキがあります。
さらに定番のショートケーキやチョコレートケーキだけでなく、季節のフルーツを使ったケーキも展開。
奇抜さだけを狙うのではなく、昔ながらのフランス洋菓子店らしさと遊び心が一緒にあるところが、ランギャールの魅力です。
ランギャール
東京都北区王子本町1丁目18-9 根岸ビル1階
JR・東京メトロ王子駅から徒歩約5分
ランギャール公式サイト
ラ・メゾン|ケーキより「フルーツが主役」の誕生日に
赤羽で少し違うタイプのお誕生日ケーキを選ぶなら、「ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー」があります。
こちらの主役は、一般的なスポンジのデコレーションケーキではなくフルーツをたっぷりのせたタルト。
パティシエが選んだ旬のフルーツを使ったタルトがショーケースを彩り、季節によって果物も変わります。
季節そのものを誕生日ケーキにする
例えば夏なら桃やマンゴー、秋なら栗やぶどうなど、その時期ならではの果物を楽しめるのがフルーツタルトの魅力です。
「8月生まれだから、今年は桃のケーキ」「秋生まれだから栗」というように、誕生日の季節とケーキを結び付けられるのもいいところ。
毎年同じデコレーションケーキを選んでいる家庭なら、今年はタルトをホールで囲んでみるだけでも、お祝いの雰囲気がかなり変わります。



フルーツ好きなら、ろうそくを立てたホールタルトもかなり華やかです!
赤羽らしく「駅の中で本格タルト」という選択
エキュート赤羽の中にありながら、ショーケースには旬のフルーツを使った色鮮やかなタルトが並びます。
地域の個人店とは少し立ち位置が違いますが、「赤羽駅を日常的に利用する人が選べる本格的なホールタルト」という意味では、北区の誕生日ケーキを語るうえで外しにくい一軒です。
ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー エキュート赤羽店
東京都北区赤羽1丁目1-1 エキュート赤羽1階
JR赤羽駅構内
エキュート赤羽公式店舗ページ
北区のお店で決まらないときは通販も選択肢
ここまで北区のお店を中心に紹介しましたが、「希望するデザインが見つからない」「お店へ受け取りに行く時間が取りにくい」という場合は、ケーキ通販まで選択肢を広げてみる方法もあります。
ケーキ専門通販サイトの「Cake.jp」では、誕生日向けのケーキを幅広く探せます。北区の実店舗を見たうえで、もう少し候補を広げたいときの比較先として使いやすいサービスです。
また、アニメやゲームなど好きなキャラクターがはっきりしている場合は、プリントケーキやマカロンを扱う「プリロール」も候補になります。子どもの誕生日はもちろん、好きな作品やキャラクターをテーマにしたお祝いをしたいときにも探しやすいサービスです。
実店舗で選ぶ良さと通販で探す便利さは、それぞれ違います。まず北区のお店を見てから、「もう少し種類を見たい」「好きなデザインを探したい」と感じたときに通販まで広げるくらいがちょうどよさそうです。
子どもの誕生日なら「何歳か」でも選び方が変わる
子どもの誕生日ケーキは、年齢によって喜ぶポイントも変わります。
| 年代 | 喜びやすいポイント | 候補 |
|---|---|---|
| 幼児~小学校低学年 | 見た瞬間に分かるキャラクターやモチーフ | Erable |
| 小学校高学年 | 好きな味+少し特別な見た目 | Erable・Sincerite |
| 中高生 | 写真映え・フルーツ・チョコなど好み重視 | ラ・メゾン・Sincerite |
| 家族みんなで楽しむ | 世代を問わず食べやすい定番 | Sincerite・ランギャール |
小さい頃は「キャラクターが乗っている!」だけで大喜びしていた子も、成長すると「今年はチョコがいい」「フルーツタルトがいい」と、味そのものへの希望が強くなってきます。
毎年同じお店で同じケーキを選ぶのではなく、成長に合わせてお店を変えていくのも楽しそうです。
大人の誕生日は「豪華さ」より好みを優先してみる
大人の誕生日になると、子どものような華やかなキャラクターデザインより、「本当に好きな味をゆっくり食べたい」という人も増えてきます。
栗が好きならサンセリテのモンブラン、フルーツ好きならラ・メゾンのタルト、昔ながらの洋菓子が好きならランギャールというように、ケーキのジャンルから選ぶのもおすすめです。
逆に、趣味や思い出を形にしたい人なら、大人でもエラブルのオリジナルデザインという選択があります。
誕生日ケーキに「北区らしさ」を入れてみるのもいい
インターネットを使えば、有名店のケーキを取り寄せることもできる時代です。
でも誕生日だからこそ、近所にあるパティスリーや、子どもの頃から前を通っていたお店を選ぶのも素敵だと思います。
王子ならランギャール、東十条ならサンセリテ、浮間舟渡ならエラブル。そんなふうに「自分たちの街のお誕生日ケーキ」があるのは、地域のお店が残っている北区ならではです。
今年は「誰が喜ぶケーキか」から選んでみよう
北区でお誕生日ケーキを探してみると、それぞれのお店にかなり違った個性があります。
- Patisserie Erable|その人の「好き」をデザインにしたい
- Patisserie Sincerite|モンブランやショコラなど味から選びたい
- ランギャール|王子の街に根付いた洋菓子店で選びたい
- ラ・メゾン|季節のフルーツを主役にしたい
誕生日ケーキに「これが正解」というものはありません。
キャラクターを見て喜ぶ子もいれば、生クリームよりモンブランが好きな子もいます。家族みんなで昔ながらのショートケーキを囲むのが好きな家庭もあれば、今年は桃のタルトにしてみようという家庭もあるでしょう。
だから今年のお誕生日は、「どの店が人気か」よりも「この人なら、どのケーキを見たとき一番うれしいかな」から選んでみてはいかがでしょうか。北区の街の中にも、その答えになりそうなケーキがきっと見つかります。













