2026年のお盆休みが近づき、そろそろ帰省の予定を立てている方も多いのではないでしょうか。テレビでは「帰省ラッシュのピーク」という言葉をよく聞きますが、北区から出発する場合は新幹線だけでなく、赤羽駅や王子駅からターミナル駅へ向かうところから考えておきたいところです。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』でエリア担当ライターをしている、はやとーさんです。わが家も子供たちとの遠出では、目的地までの時間より「駅の中でどれくらい余裕を持つか」を気にするようになりました。
この記事では2026年のお盆の帰省ラッシュ予測をもとに、北区から新幹線や車で出発するときに混みやすい日、赤羽駅・王子駅からの動き方、時間をずらすならどこを見るのかまで具体的にまとめます。
2026年のお盆の帰省ラッシュはいつ?
まず押さえておきたいのが、鉄道と高速道路では混雑のピークが同じではないということです。
| 交通手段 | 2026年の主な混雑ピーク |
|---|---|
| JR東日本 新幹線 下り | 8月8日(土) |
| JR東日本 新幹線 上り | 8月16日(日) |
| 高速道路 下り | 8月12日(水)・13日(木) |
| 高速道路 上り | 8月14日(金)・15日(土) |
新幹線では連休前半、高速道路ではお盆入りに近い12日・13日に下りの混雑が強まる予測となっています。
つまり「ニュースで帰省ラッシュのピークと言っていたから今日が全部一番混む」というわけではありません。自分が使う交通手段ごとに確認することが大切です。
北区から新幹線に乗るなら行き先で駅を考える
北区から新幹線を利用するときは、何となく東京駅を目指すのではなく、利用する新幹線によって乗車駅を考えると移動が楽になる場合があります。
- 東北・北海道新幹線→東京駅・上野駅
- 上越新幹線→東京駅・上野駅
- 北陸新幹線→東京駅・上野駅
- 東海道・山陽新幹線→東京駅・品川駅
赤羽や王子から東北・上越・北陸方面へ向かう場合は、上野駅から新幹線に乗る方法もあります。
東京駅まで行けば始発というメリットもありますが、その分だけ移動距離が延びます。子供連れや大きなスーツケースがある場合は、乗車する新幹線が上野駅に停車するかも含めて比べてみるとよいでしょう。
2026年は8月8日の新幹線下りに特に注意
JR東日本が7月24日に発表した予約状況では、2026年のお盆期間の下りのピークは8月8日(土)。約12万3千席の予約が入っており、午前から夕方にかけて新幹線各方面で満席の列車が多くなっています。
さらに自由席についても、8月8日の午前中は一部列車を除いてかなり強い混雑が予測されています。

「指定席が取れないから自由席にすれば大丈夫」とは考えないほうがよさそうです
反対にJR東日本では、8月8日は17時以降に首都圏を出発する新幹線について比較的余裕があると予測しています。
帰省先への到着が夜になっても問題ない場合は、朝一番を狙うだけでなく夕方以降へ出発時間をずらすという考え方もあります。
Uターンは8月15日・16日の午後を警戒
東京へ戻ってくる上り方面では、8月16日(日)が予約のピークです。約11万9千席の予約が入り、15日と16日の午後を中心に混雑が見込まれています。
JR東日本の自由席混雑予測では、8月16日は13時ごろまでに首都圏へ到着する列車には比較的余裕があるとされています。
帰宅日を変えることが難しくても、午後に帰ってくる予定を午前中へ動かせるか確認してみる価値はありそうです。
2026年のお盆は「のぞみ」が全席指定席
東海道・山陽新幹線を利用して名古屋、大阪、京都、広島方面へ帰省する方は特に注意が必要です。
2026年8月7日(金)から16日(日)まで「のぞみ」は全席指定席で運行されます。
普段の感覚で「指定席が取れなくても自由席に並ぼう」と東京駅へ向かっても、この期間の「のぞみ」には通常の自由席設定がありません。
「ひかり」「こだま」には自由席がありますが、所要時間や乗り換えも変わります。東海道新幹線を使う場合は、出発当日ではなく早めに座席の状況を確認しておきたいところです。
赤羽駅からは「新幹線の時間」だけ見ない
赤羽駅から帰省するときに見落としやすいのが、新幹線の発車時間だけを基準に家を出てしまうことです。
お盆期間は赤羽駅だけでなく、上野駅や東京駅へ着いてからも時間がかかります。
- 赤羽駅までの移動
- ホームまでの移動
- 上野駅・東京駅までの電車
- 新幹線改札への移動
- トイレ
- 飲み物や食事の購入
- 新幹線ホームへの移動
普段なら数分で済ませられることでも、人が多い日は一つずつ時間がかかります。
特に子供連れの場合は「新幹線発車の30分前に東京駅へ着けば大丈夫」とぎりぎりに考えるより、40分から1時間ほど前にターミナル駅へ着くくらいの余裕を持っておくと安心です。
王子駅からは上野駅経由も考えやすい
王子駅から東北・上越・北陸新幹線を利用する場合は、京浜東北線で上野駅へ向かうルートが分かりやすい選択肢になります。
一方、東海道新幹線を利用するなら東京駅方面へ。そのため「王子からどの駅へ行くか」は帰省先によって変わると考えておくとよいでしょう。
ベビーカーやキャリーケースがある場合は、乗換案内に表示される所要時間だけではなく、エレベーターを探す時間も考えておきたいところです。
駅弁や飲み物は新幹線改札内で買うとは限らない
意外と時間を使うのが、東京駅や上野駅での買い物です。
お盆のピークには売店や駅弁店にも列ができるため「新幹線に乗る前に買えばいい」と考えていると時間が足りなくなることがあります。



飲み物だけでも赤羽や王子で用意しておくとかなり楽です
特に子供と一緒なら、飲み物やすぐ食べられるものは北区を出る前に準備しておく方法もあります。
車の帰省ラッシュは8月12日・13日が要注意
車で帰省する場合は、新幹線とは混雑日が異なります。
NEXCO東日本などの2026年お盆期間の予測では、首都圏の高速道路は下りが8月12日(水)・13日(木)、上りが14日(金)・15日(土)に混雑が集中する見込みです。
北区から東北方面へ帰省する方が利用することの多い東北道では、8月13日11時ごろに矢板北PA付近を先頭に最大35kmの渋滞が予測されています。
また関越道では、8月15日18時ごろに坂戸西スマートIC付近を先頭に最大40kmの渋滞予測があります。
数十キロの渋滞になると「1時間早く家を出る」だけでは吸収できないことがあります。日程を変えられない場合は、渋滞が始まる前またはピークを過ぎた時間へずらせないかを見るほうが現実的です。
「朝早く出れば大丈夫」とは限らない
高速道路の帰省ラッシュでは「早朝なら空いている」と考えがちですが、混雑日は朝から交通量が増えます。
大切なのは出発時刻そのものより、自分が渋滞予測地点を何時に通過するのかです。
たとえば北区を6時に出ても、渋滞地点へ着くころにはピーク時間に入っていることがあります。
NEXCOの渋滞予測を見るときは「何時に家を出るか」ではなく、利用する高速道路、渋滞の先頭地点、発生時間帯、ピーク時刻の4つを確認すると判断しやすくなります。
高速道路に入る前に済ませておきたいこと
お盆期間は道路だけでなくサービスエリアやパーキングエリアも混雑します。
- ガソリンを入れておく
- 子供のトイレを済ませる
- 飲み物を用意する
- スマホを充電しておく
- 渋滞中に食べられる軽食を用意する
特に子供と一緒の長距離移動では「次のサービスエリアで休憩しよう」と思っていても、駐車場へ入るまで時間がかかる可能性があります。
渋滞予測とリアルタイム情報は別物
ここも覚えておきたいところです。
事前に発表される渋滞予測は、過去の交通量などから「このあたりが混みそう」と予測したものです。当日の事故や大雨、故障車などまでは分かりません。
そのため車の場合は、前日までに渋滞予測を確認し、出発直前にはリアルタイムの道路交通情報をもう一度確認します。
鉄道も同じで、指定席を予約してあるから安心ではありません。当日に大雨や事故などで在来線が遅れると、赤羽や王子から新幹線駅までたどり着く時間が変わります。
子供連れの帰省は「移動時間」より余白を作る
子供と帰省すると、予定通りに進まないこともあります。
家を出た直後にトイレと言われたり、駅で飲み物を買いたくなったり、暑さで少し休みたくなったり。こうした時間は乗換案内には入っていません。
だからこそ帰省ラッシュの日は、最短時間で移動する計画より一本遅れても困らないくらいの余白を作るほうが、家族みんなが楽に動けると感じます。
出発前に確認するのはこの3つ
新幹線ならJR、高速道路ならNEXCOなどの予測を確認します。
満席なら時間をずらせないか、道路なら混雑する区間を避けられないかを考えます。
事故、運休、通行止め、天候など当日の情報を確認してから出発します。
さいごに
2026年のお盆は、新幹線では8月8日の下りと8月15日・16日の上り、高速道路では12日・13日の下りと14日・15日の上りを中心に混雑が予測されています。
北区から帰省するときは、全国のピーク日だけを見るのではなく、赤羽や王子からどの駅へ向かうのか、新幹線に何時に乗るのか、高速道路なら渋滞地点を何時ごろ通るのかまで考えると予定が立てやすくなります。
子供と一緒なら、予定より少し早く着くくらいでちょうどいいもの。飲み物や軽食も準備しながら、できるだけ慌てずに帰省できる計画を立ててみてくださいね。













