東京都北区で御朱印巡りをしてみたいけど、地域の寺社をひとつひとつ調べていくうちに受付場所や対応方法が思ったより複雑で足を踏み出せないままになってしまうこともありますよね。
北区を中心に地域情報を届けるメディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライター、はやとーさんです。私はふだん王子駅や滝野川エリアを歩き回ることが多く、寺社の前を通りがかるたびに「この神社、御朱印やっているのかな」と気になるタイプです。
この記事では北区の代表的な3社の紹介と、御朱印の基本的な考え方・受付の流れ・よくある勘違いを順番に整理します。公式情報の確認方法も最後にまとめているので、参考にしてみてください。
北区の寺社はどんな場所か
北区には王子・西ヶ原・赤羽・滝野川といったエリアに、歴史のある神社や寺院が点在しています。江戸時代から庶民の信仰を集めた場所や渋沢栄一ゆかりの社、将軍家の祈願所など地域の歴史と深く結びついた寺社が多いのが特徴です。
王子駅を起点に歩くと複数の神社をつないで回りやすい地形になっています。鉄道のアクセスも整っているので、散策との相性がいいエリアだと感じます。
北区で御朱印をいただける神社3社の紹介
北区で御朱印を求めて訪れる方が多い神社を3社ご紹介します。いずれも公式情報をもとに整理していますが、受付時間・頒布状況は変動する場合があります。訪問前に必ず公式情報をご確認ください。
- 王子神社
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東京十社のひとつ。北方守護の社として知られ、初穂料はお気持ちとされています。御朱印の受付は社務所(拝殿向かって右手)にて直書き対応。
- 七社神社
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渋沢栄一翁ゆかりの西ヶ原総鎮守。通常御朱印の初穂料は500円から。月替り透かし御朱印や季節限定御朱印(数量限定)も授与されることがあります。
- 王子稲荷神社
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関東稲荷信仰の中心として知られる社。通常期は授与所のインターホンで対応。2月の初午・二の午の日には限定御朱印が授与されます。
| 神社名 | 御朱印受付時間の目安 | アクセス | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| 王子神社 | 9:00~17:00頃(社務所) | JR・東京メトロ「王子駅」徒歩約3分 | ojijinja.tokyo.jp |
| 七社神社 | 9:00~17:00(授与所) | 都電「西ヶ原四丁目駅」すぐ | nanasha.jp |
| 王子稲荷神社 | 10:00~18:00頃(インターホン対応) | JR・東京メトロ「王子駅」徒歩約5分 | 東京都神社庁掲載あり |
王子稲荷神社は12時から13時の時間帯は御朱印対応が不可とされています。昼をはさんで訪れる場合はこの点だけ先に確認しておくと当日に焦らずに済みます。
御朱印とはどういうものか知っておくこと
御朱印はその寺社を参拝した証として授与される印と墨書のセットです。スタンプラリーのような感覚で語られることもありますが、本来は参拝のあとにいただくもの。寺社側もそういう前提で対応しています。
朱印(赤い印鑑)と墨書(寺社名・日付・御祭神に関する文字)の組み合わせが基本です。寺社によって書体や印のデザインが違うため、集めると一社ごとの個性が見えてくるのが面白いところ。
神社と寺院では参拝の作法が変わる
神社と寺院では、参拝の作法が異なります。知らないまま行くと寺院で拍手をしてしまうような場面が起きます。私も最初はうっかりしてしまったことがありました。
- 神社:二礼二拍手一礼が基本
- 寺院:合掌礼拝、拍手はしない
- どちらも現地案内を優先する
神社によっては独自の作法案内が掲示されています。現地の案内が最優先です。
参拝してから御朱印をもらうまでの流れ
御朱印は参拝のあとにいただくのが基本です。この順番だけは最初に頭に入れておくと、当日に迷わずに動けます。
境内に入る前に、入口で一礼します。
手水舎がある場合は、右手・左手の順に清めます。
神社は二礼二拍手一礼、寺院は合掌礼拝が基本です。
御朱印帳を開いたページを差し出し、初穂料を準備しておきます。
初穂料は300円から500円程度が目安とされていますが、寺社ごとに異なります。事前に小銭を用意しておくと、授与所でスムーズにやりとりできます。
季節や行事で御朱印が変わることがある
七社神社では1月1日から7日の初詣期間と、7月1日から7日の夏詣期間に、それぞれ限定の御朱印が授与されています。この期間は通常の御朱印が授与されない場合があるので、通常版を希望する方は時期をずらす判断が必要です。
また、月替りの透かし御朱印(数量限定)もあります。いずれも頒布状況や詳細は公式サイトやSNSで変わることがあるため行く前に確認しておくのが確実。
御朱印帳の準備と選び方の考え方
御朱印帳には蛇腹式と綴じタイプがあります。どちらでも使えますが、蛇腹式のほうが広げて見やすいため多く選ばれています。サイズは大判(18×12cm前後)と小判(16×11cm前後)が主流です。
七社神社では、市松模様に子守犬を描いたオリジナル御朱印帳(初穂料1,000円、紺・桃・金の3色)を授与しています。最初の一冊をその場で購入する流れもありますよ。
よくある勘違いと気をつけたい場面
迷いやすいのが「御朱印だけいただければいい」という感覚で社務所に向かってしまうケースです。御朱印は参拝の証なので、参拝なしでのお願いは本来の趣旨と外れます。当日は参拝を先に済ませてから向かいましょう。
王子稲荷神社は境内の奥が社殿で、入口が少し分かりにくい作りです。私も初めて行ったとき、授与所の場所に気づかず境内をひと回りしました。インターホンがある場所を先に確認しておくと安心です。

混雑している日はすべて書き置き対応のこともありますよ
公式情報をどこで確認するとよいか
御朱印の受付時間・頒布状況・初穂料は時期や行事の都合で変わることがあります。特に年末年始・例大祭・特別授与期間などは対応が異なるケースが多いです。
受付時間や頒布状況は必ず公式で確認することを習慣にしておくと、当日の空振りが減ります。まとめサイトや口コミ情報は参考程度にとどめましょう。
確認先の候補としては、各社の公式ウェブサイト・公式SNS(X・Instagram等)・社務所への電話問い合わせがあります。電話番号は王子神社が03-3907-7808、七社神社が03-3910-1641、王子稲荷神社が03-3907-3032です。
さいごに
週末の散策のついでにまず一社だけ立ち寄ってみるのが、実はいちばん始めやすい方法だと感じています。御朱印帳を一冊バッグに入れて王子駅から歩いて行ける神社にそのまま向かうだけでいい。
王子神社・七社神社・王子稲荷神社は駅から近く、参拝後に飛鳥山公園や商店街も楽しめるので、子どもと一緒でも無理なく動けるのがいいところです。
御朱印帳を開くたびにその日の記憶が少しずつたまっていく感覚が好きで、私はそれが続く理由になっています。今週末一社だけでも選んで足を運んでみてくださいね。













