【2026年夏】高速道路割引はどうなる?休日・深夜割引と対象外の日を解説

2026年の夏休み、お盆の帰省や旅行で高速道路を利用する方も多いですよね。「せっかくETCを付けているなら少しでも高速料金を安くしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

ところが2026年の夏は、単純に「土日なら休日割引」と考えていると注意が必要です。お盆期間には休日割引が適用されない日があり、さらに北区から高速道路に乗った場合、首都高とNEXCOでは割引のルールそのものが違います。

地域情報メディア『東京きたくりっぷ』でエリア担当ライターをしている、はやとーさんです。わが家も車で遠出するときは高速料金を調べますが、調べれば調べるほど「首都高は?」「東北道は?」「深夜に走れば全部安くなる?」と分かりにくく感じます。

そこで今回は、2026年のお盆に休日割引が使えない具体的な日、北区から東北道・関越道へ向かうとどこから割引になるのか、現在の深夜割引、ドラ割、渋滞予測まで踏み込んでまとめます。

目次

まず結論|2026年のお盆は休日割引をあてにしない方がいい

2026年のお盆に車で出かけるなら、まず押さえておきたいのが休日割引です。

NEXCO東日本では、2026年のお盆期間について次の日は休日割引を適用しないと案内しています。

2026年8月曜日休日割引
8月8日対象外
8月9日対象外
8月10日平日のため対象外
8月11日火・祝対象外
8月12日平日のため対象外
8月13日平日のため対象外
8月14日平日のため対象外
8月15日対象外
8月16日対象外

つまり、一般的なお盆休みとして考えられる8月8日から16日ごろは、休日割引を使って安く移動することはほぼ期待できません。

「13日は木曜日だから除外日ではないのでは?」と思うかもしれませんが、休日割引そのものが土日祝を対象とした制度です。平日は最初から休日割引の対象ではありません。

そもそも休日割引は高速料金全部が30%引きではない

ここは意外と知られていないポイントです。NEXCOの休日割引は、普通車・軽自動車等を対象に地方部の高速道路料金が30%割引になる制度です。

しかし、東京近郊区間は休日割引の対象外です。

北区から高速道路を利用するとこの「東京近郊区間」を通るケースが非常に多いため、「高速料金全部が3割引になる」と思わないようにしたいところです。

北区から東北道方面へ行く場合

北区から那須、福島、仙台方面へ向かう場合は、首都高から川口JCTを経由して東北道へ入るルートを利用する方も多いでしょう。

ところが東北道では、川口JCTから加須ICまでが休日割引の対象外です。

通常の休日割引が適用される日であっても、川口JCTから加須までの料金は30%引きにはならず、加須より先の地方部が割引対象になります。

北区から関越道方面へ行く場合

群馬、新潟などへ向かうときに利用する関越道も同じです。練馬ICから東松山ICまでは休日割引の対象外。東松山より先の地方部が対象になります。

山梨・長野方面へ中央道を使う場合

中央道では、高井戸ICから八王子ICまでが休日割引の対象外です。

方面休日割引対象外となる主な東京近郊区間
東北道川口JCT~加須IC
関越道練馬IC~東松山IC
常磐道三郷IC~谷田部IC
中央道高井戸IC~八王子IC
東名高速東京IC~厚木IC

北区から遠くへ行けば行くほど地方部の走行距離が増えるため、通常の土日なら休日割引の恩恵も大きくなります。ただし2026年のお盆は、その休日割引自体が適用されません。

では2026年のお盆は「深夜割引」を狙える?

休日割引が使えないとなると、次に気になるのが深夜割引です。こちらはお盆でも利用できます。

2026年8月現在、NEXCOの深夜割引は毎日0時~4時、30%割引です。休日割引とは違い、普通車だけでなくすべての車種が対象です。

2026年8月現在のNEXCO深夜割引

  • 対象時間:毎日0時~4時
  • 割引率:30%
  • 対象車種:すべての車種
  • ETC無線通信での利用が必要
  • お盆期間でも利用可能

「22時~翌5時」に変わったのでは?2026年夏はまだです

高速道路の深夜割引について調べると、「22時~翌5時に拡大」という情報も出てきます。これは今後予定されている新しい深夜割引制度です。

新制度では対象時間を22時~翌5時へ広げる一方、その時間帯に実際に走行した距離を中心に割引する仕組みへ変更する予定です。

ただし、2026年8月時点ではまだ運用開始前です。

2026年夏の帰省では「0時~4時・30%」の現在の深夜割引で考えてください。

今後制度が切り替われば条件が大きく変わるため、この記事も運用開始時には更新が必要になります。

首都高の深夜割引はNEXCOとは別物

さらにややこしいのが首都高です。首都高速道路にも深夜割引がありますが、NEXCOと同じ制度ではありません。

首都高NEXCO
時間0時~4時0時~4時
割引率20%30%
判定最初のETCアンテナとの通信時間NEXCO区間の料金所等の通過時間で判定

首都高は、0時~4時の間に最初のETCアンテナを通過すれば20%割引になります。ここで重要なのは、「首都高で深夜割引になったから、そのまま東北道も深夜割引になる」とは限らないことです。

NEXCO側はNEXCO区間で割引適用を判定します。首都高へ入った時間だけで、東北道や関越道の深夜割引まで決まるわけではありません。

北区から遠方へ向かう場合は「首都高」と「その先のNEXCO」の二段階で考えると分かりやすくなります。

2026年のお盆、料金だけなら深夜移動がお得でも注意

「それなら深夜0時~4時に走ればいい」と考えたくなりますが、家族での帰省では料金だけで決めない方がいい場合もあります。

夜中に出発すると、運転する人の睡眠時間が削られます。高速料金が少し安くなっても、眠気を我慢して走ることになっては意味がありません。

特に子どもを乗せた家族旅行では、料金・渋滞・睡眠の3つをセットで考えたいところです。

2026年お盆の渋滞ピークはいつ?

NEXCO東日本は2026年8月7日から16日までのお盆期間について、関東甲信地方などで10km以上の渋滞が多数発生すると予測しています。

方向2026年のピーク予測
下り8月12日(水)・13日(木)
上り8月14日(金)・15日(土)

帰省の場合は、12日・13日に東京から地方へ向かい、14日・15日に東京へ戻る車が特に集中する形です。東北道では8月13日、矢板北PA付近を先頭に最大35km規模の下り渋滞も予測されています。

数百円、数千円の割引のために渋滞のピークへ突っ込むより、出発日時をずらすことで結果的にガソリン代や身体の負担を減らせる可能性もあります。

「11日は休日割引なし、12日は平日」ここをどう考える?

2026年は8月11日が山の日ですが、休日割引は適用されません。

翌12日は水曜日なので休日割引はありませんが、同時にNEXCOが下り渋滞のピークと予測している日でもあります。

つまり「休日割引のない11日を避けて12日にしよう」と考えても、12日も休日割引はなく、さらに渋滞しやすいということになります。

料金だけで日を選ばず、渋滞予測まで一緒に確認する理由がここにあります。

平日に使える「平日朝夕割引」は帰省1回では使いにくい

「12日~14日は平日なら、平日用の割引はないの?」と思う方もいるでしょう。

NEXCOには「平日朝夕割引」があります。

ただしこれは、旅行で一度高速道路を使うだけの人向けというより、日常的に高速道路を使う人に向いた制度です。

  • 事前にETCマイレージサービスへの登録が必要
  • 平日の6時~9時、17時~20時が対象
  • 1か月5~9回で最大100km相当分の約30%を還元
  • 1か月10回以上で最大100km相当分の約50%を還元
  • 利用が月4回以下なら還元なし

その場で料金が安くなるのではなく、条件を満たした場合に翌月ETCマイレージの還元額として付与されます。

そのため、年に数回の帰省で高速道路を使うだけなら「平日の朝に走れば安くなる」と考えない方がよいでしょう。

ドラ割ならもっと安くなる?2026年夏はお盆期間に注意

NEXCO東日本には、高速道路を一定料金で利用できるETC周遊割引「ドラ割」もあります。東北や北関東などを数日間ドライブする場合、通常料金よりかなり安くなるケースがあります。

ただし、2026年のお盆はここでも注意が必要です。

たとえば2026年の「東北観光フリーパス」や「北関東周遊フリーパス」では、8月7日から16日まで利用できない設定になっています。

逆に、8月17日以降へ旅行をずらせる方なら、ドラ割が使えるプランもあります。

ドラ割を検討するときのポイント

  • 自動適用ではない
  • 利用開始前に申込みが必要
  • ETCカード番号などを登録する
  • プランごとに対象IC・対象エリアが違う
  • お盆などは利用できない商品がある
  • 通常料金と比較して本当に安いか確認する

「ドラ割という割引があるから安くなる」ではなく、自分の旅行ルートがその商品の条件に合っているかが重要です。

NEXCO東日本「ドラ割」

北区から仙台方面へ帰省するなら何を確認する?

たとえば北区から東北道を使って仙台方面へ帰省するとします。

この場合、一つの「高速道路料金」として考えるのではなく、次のように分けて考えると分かりやすくなります。

STEP
首都高の料金を確認

0時~4時に首都高へ入るなら、ETC車は深夜割引20%の対象になる可能性があります。

STEP
東北道の割引を別に確認

NEXCOの深夜割引は首都高とは別判定。0時~4時の対象条件を満たしているか確認します。

STEP
お盆の日付を確認

8月8・9・11・15・16日は休日割引なし。平日も休日割引はありません。

STEP
渋滞予測を確認

東北道は特に12日・13日の下り方面に注意。料金と所要時間の両方を比べます。

「ドラぷら」で日時まで入れて料金検索する

ここまで読んで「結局、自分はいくらになるの?」と思った方は、NEXCO東日本の「ドラぷら」で実際の出発ICと到着ICを入力するのが一番分かりやすい方法です。

大切なのは、ICだけではなく出発する日と時間も実際の予定に合わせることです。

ドラぷら(NEXCO東日本)

首都高は料金より「何時に入ったか」が重要

首都高の深夜割引を利用したい場合は、0時~4時のどこかで首都高を走っていればいいわけではありません。

首都高では、最初にETCアンテナと通信した時間によって深夜割引の対象かどうかが決まります。

23時台に首都高へ入り、0時を過ぎてから走っていたとしても、首都高の深夜割引の判定は同じではありません。

深夜割引を前提に出発時間を決める場合は、この違いまで知っておく必要があります。

首都高ドライバーズサイト

ETCカードを持っているだけでは割引にならない

休日割引や深夜割引では、基本的にETC無線通信で料金所を通過することが条件です。

ETCカードを持っていても、通常の一般レーンでカードを係員へ手渡しただけでは、通常のETC割引と同じ扱いにならない場合があります。

レンタカーやカーシェアの場合は、ETCカードだけでなく車両側にETC車載器が付いているかも確認しておきましょう。

久しぶりの遠出なら、ETCカードの有効期限も前日に確認しておきたいですね

結局、2026年のお盆はどう動くのがお得?

2026年のお盆について整理すると、「休日割引がある日に合わせる」という方法は使いにくい年です。

方法2026年お盆注意点
休日割引期待しにくい8・9・11・15・16日は除外、その他は平日
NEXCO深夜割引利用可能現行は0~4時・30%
首都高深夜割引利用可能0~4時・20%、入口等の通過時刻で判定
平日朝夕割引条件次第月5回以上などの条件あり
ドラ割商品による8月7~16日を利用不可とする商品あり

一番現実的なのは、ドラぷらで実際の料金を検索し、渋滞予測と照らし合わせて出発時間を決めることです。

料金だけなら深夜割引が魅力的でも、眠い時間に無理をして運転する必要はありません。逆に、普段から夜型で十分に睡眠を取ってから出発できるなら、深夜割引と渋滞回避を両立できる場合もあります。

さいごに

2026年のお盆は、8月8日から16日にかけて休日割引を利用しにくく、12日・13日は下り、14日・15日は上りの混雑も予想されています。

そのため今年は、「どの割引を使うか」だけではなく「いつ出発するか」の方が大切になるかもしれません。

北区から東北道や関越道へ向かう場合も、首都高、東京近郊区間、地方部ではそれぞれ料金の扱いが違います。一括して「ETCなら3割引」と考えないことがポイントです。

まずは家族の出発予定日を決めたら、ドラぷらで高速料金を検索し、そのまま渋滞予測も確認してみてください。

数百円の割引を追いかけて長い渋滞にはまるより、30分、1時間出発をずらした方が快適になる場合もあります。高速料金と渋滞、そして運転する人の体調まで含めて、無理のない2026年夏のドライブ計画を立ててくださいね。

※2026年8月10日時点の情報です。高速道路の割引制度、深夜割引の見直し、交通規制、渋滞予測などは変更される場合があります。出発前にNEXCO東日本・首都高速道路などの公式情報をご確認ください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東京きたくりっぷ」はやとーさん

東京都北区在勤のはやとーさんです。地域情報メディア『東京きたくりっぷ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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