「アートセラピー」という言葉を聞いたことはあっても「絵画教室と何が違うの?」「絵が上手じゃなくても参加できるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
東京都北区の地域情報メディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライターはやとーさんです。この記事では、アートセラピーとはどのようなものなのか、一般的な絵画教室との違い、どんな人に向いているのかを分かりやすく解説します。あわせて、東京都北区周辺でアートに触れられる場についてもご紹介していきます。
アートセラピーとはどのような活動か
アートセラピーは絵を描いたり色を塗ったり粘土をこねたりする創作の活動を通じて、自分の内面と向き合う場として使われています。完成した作品を評価したり、うまく描けたかを確認したりする場ではありません。作ること自体に意味があるという考え方が根底にあります。
絵画教室や創作サークルとの違い
絵画教室では技術を習得することが主な目的です。アートセラピーは技術の習得を目的としておらず、表現の過程そのものを大切にするところが異なります。
- アートセラピー
-
絵や粘土などの創作活動を通じて自分の内面と向き合う場。
- 絵画教室
-
技術の習得を目的とした創作の授業形式の場。
- 創作サークル
-
仲間と楽しむことを主軸にした自由参加型の活動。
どんなところでできるの?
北区には中央公園文化センター・赤羽文化センター・滝野川文化センターの三施設があり、生涯学習の講座やサークル活動の場として区民に開かれています。こうした地域の文化施設では創作系の講座が定期的に開かれることがあるため、アートセラピーに近い活動が行われる機会も探しやすい環境です。
北区で参加できる場所
北区またはその周辺で参加できる場を調べてみたところ、アートセラピーに近い考え方で活動している場が見つかりました。開催状況や費用は変動することがあるため参加前に必ず公式情報を確認してください。
ピスタチオ(北区西ヶ原)について
ピスタチオは、北区西ヶ原にある子ども向けの工作教室・ワークショップです。絵画や木工作、染め物、お菓子作りなど多彩な内容で、子どもたちが自由な発想を活かして動ける場です。
土・日曜日に活動しており体験参加も随時受け付けています。南北線西ヶ原駅から徒歩1分と通いやすく、私が「子どもを連れて行きやすそう」と感じた場所です。公式サイトはmixnuts.jpです。
北区立文化センターの講座について
北区立文化センターは、中央公園・赤羽・滝野川の三か所に設置されている区の生涯学習拠点です。各センターでは年間10講座程度の創作系講座が開かれており、似顔絵や水彩などを扱う内容が過去に実施されています。
費用は無料または低価格のものが多く、公式サイト(kita-bunka.com)や区の広報誌「北区ニュース」で開催情報を確認できます。

北区の文化センターいいですよね!
講座や体験会でよく見られる内容
アートセラピーの体験会では、水彩絵具やパステル、コラージュ(切り貼り)、粘土など、さまざまな素材が使われます。参加者が作品の出来栄えより「今日どんな気持ちで作ったか」に意識を向けながら進める形式が多いようです。
「絵が上手でないと参加できない」と思っている方が意外と多いのですが、アートセラピーでは絵の上手下手は関係ありません。また、「心に問題を抱えている人が行くもの」と捉えられることもありますが、ストレス発散や自己表現を楽しむ一般向けの体験としても広く開かれています。
アートセラピーの講座はすべて同じ内容ではなく、実施主体や講師によって目的やアプローチが異なります。また、医療的な診断や治療を目的とした場ではないため、専門的なサポートが必要な状況の場合は医療機関や専門家へ相談することが先になります。
さいごに
講座案内を眺めていると、「こんなこともできるんだ」と思わずワクワクしてしまいます。最初は気軽な気持ちで見始めても気になる講座が次々と見つかるかもしれません。
私もアートセラピーについて調べ始めたときは、「なんだか難しそうだな」という印象を持っていました。ところが体験会や講座の内容を読んでいくうちに、「これなら楽しみながら参加できそう」と感じるようになりました。実際に、我が家の娘もアート教室に通っていて、作品づくりを通して自分らしく表現する時間を楽しんでいます。
まずは「ちょっと気になるな」と思う講座を一つ見つけてみるだけでも十分です。すぐに申し込まなくても、名前をメモしておくだけで大丈夫。その小さなきっかけが、新しい楽しみや心地よい時間との出会いにつながるかもしれません。
週末の空いた時間に、ぜひゆっくり講座一覧をのぞいてみてください。思いがけない興味や新しい趣味が見つかるかもしれませんよ。













