王子駅前の再開発や新しい区役所。話題は聞くけれど「いつ変わるの?」「毎日の通り道はどうなるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライター、はやとーさんです。
2026年10月時点で押さえたいのは新庁舎の開庁予定が2035年度であることと、駅前のまちづくりについて10月にオープンハウスが開かれることです。建物の話だけでなく暮らしとのつながりから整理します。
王子駅前の3つの動き

| 動き | 確認したい内容 |
|---|---|
| 新庁舎 | 区役所の移転先や開庁予定 窓口や施設の機能 |
| 駅前の再開発 | 建物や街区の計画 事業の進め方 |
| 歩く環境 | 駅と目的地を結ぶ経路 休憩場所や移動のしやすさ |
関連する計画でも同じ日に一斉に完成するとは限りません。「新庁舎ができる」と「駅前全体が完成する」を一つの予定として受け取らず、資料ごとに対象地区と時期を見るのがポイントです。
新庁舎は2035年度の予定
北区新庁舎整備ニュースの2026年7月号では令和17年度の開庁予定と案内されています。西暦では2035年度です。以前の資料に別の予定が載っていても、最新の公表資料を優先しましょう。
建設地は王子1丁目の国立印刷局王子工場用地の一部。現庁舎のある王子本町から移る計画です。JRと南北線の王子駅に近いことなどが選定理由として示されています。
区が挙げる現庁舎の課題には老朽化や窓口の分散、防災拠点としての性能などがあります。手続きで別の建物へ移動した経験がある方には、窓口のまとめ方も身近な関心事になりそうです。
公表された工程では2027年度に実施設計着手、2028年度に土地売買契約・用地取得を予定しています。いずれも計画上の時期です。現在の手続き先がすぐに変わるという案内ではありません。
駅前地区は説明会で確認
王子駅前地区の先行実施地区は王子一丁目と堀船一丁目の一部です。北区、王子駅前市街地再開発事業準備組合、住友不動産株式会社によるまちづくりの案内が公開されています。

完成イメージを見るとお店や施設まで決まったように感じることがあります。けれども図の印象と決定事項は別です。知りたい施設がある場合は「導入が決まっているのか」「検討段階なのか」まで確かめたいですね。
10月のオープンハウス
| 項目 | 案内 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年10月12日(月・祝)と14日(水) |
| 時間 | 両日11時~18時 |
| 会場 | 北とぴあ 地下1階 展示ホール |
| 参加方法 | 事前申込不要 |
| 内容 | パネル展示や担当者への質問 |
一斉に説明を聞く方式とは違い、展示を見ながら気になる点を尋ねられる機会です。大きな計画への意見がまとまっていなくても「駅からここまで歩くときに困っている」という具体的な話から考えられます。
暮らしの目線で聞いてみる

- ベビーカーや車いすで駅から移動する経路はどうなるか
- 買い物や通院の途中に座って休める場所は考えられているか
- 工事中の歩行経路や案内はどのように周知されるか
質問するときは使っている出口や目的地を伝えると話が具体的になります。たとえば「南北線からバスへ乗り換える」「子どもと図書館へ向かう」など。毎日の移動を知っている人だからこそ気づく点があります。
これからの王子を知る
大きな建物ができることと暮らしやすくなることは、図面だけでは結びつけにくいものです。歩きやすさや休みやすさ、手続きのしやすさまで見ていくと、まちづくりが自分の生活に近づいてきます。
この記事は2026年10月3日時点の公表情報をもとにしています。駅前をいつも利用する方も、ときどき訪れる方も。気になったことを一つ持って展示を見てみませんか。












