「まだ9月なのに、もうインフルエンザ?」と感じる方もいるかもしれません。2026年は流行が早く、北区では予防接種の開始時期を例年より前倒ししています。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライター、はやとーさんです。学校や保育園のある家庭では、流行状況と一緒に予防接種の助成も気になる時期ですね。
今回は2026年9月24日時点の北区公式情報をもとに子どもの助成、高齢者の定期接種、注射と経鼻ワクチンの違いまで整理します。
2026年は9月18日から予防接種を前倒し
北区はインフルエンザの流行が早いことを受け、2026年度の子どもの接種費用助成と高齢者の定期接種を9月18日から開始しました。
高齢者の定期接種は例年10月1日からですが、2026年度は北区内の協力医療機関で接種する場合に限り、開始日が前倒しされています。
子どもの助成も同じく9月18日からスタート。ワクチンの入荷時期は医療機関ごとに異なるため、希望する場合は予約前の確認が必要です。

今年は10月を待たずに確認しておきたいですね
子どもは生後6か月から高校3年生相当まで助成
北区の子どもインフルエンザ任意予防接種費用助成は、接種日時点で北区民の生後6か月から高校3年生相当までが対象です。
助成期間は2026年9月18日から2027年1月31日まで。北区内の協力医療機関では、接種料金から助成額を差し引いて支払います。
- 2026年度 子どもの助成
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対象:生後6か月~高校3年生相当の北区民
期間:2026年9月18日~2027年1月31日
接種:北区内の協力医療機関など
予防接種は治療ではないため健康保険は適用されません。助成後に残る自己負担額は、医療機関が設定している接種料金によって変わります。
注射は1回2,000円|13歳未満は2回まで
一般的な注射タイプのインフルエンザHAワクチンは、1回あたり2,000円の助成があります。
生後6か月から13歳未満は接種期間内に2回まで助成対象。接種間隔は2~4週間で、北区は免疫効果を考慮すると4週間が望ましいと案内しています。
13歳から高校3年生相当までは、期間中1回まで助成されます。年齢によって助成回数が変わるため、接種日時点の年齢を確認しましょう。
鼻から接種する経鼻ワクチンも助成対象
2026年度は、鼻から投与する「経鼻弱毒生インフルエンザワクチン」も北区の助成対象です。
対象は2歳から高校3年生相当までで、助成回数は期間中1回。2歳未満の子どもには使用できません。
| ワクチン | 年齢 | 助成額 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 注射 | 生後6か月~13歳未満 | 1回2,000円 | 2回まで |
| 注射 | 13歳~高校3年生相当 | 1回2,000円 | 1回 |
| 経鼻 | 2歳~13歳未満 | 4,000円 | 1回 |
| 経鼻 | 13歳~高校3年生相当 | 2,000円 | 1回 |
注射と経鼻では対象年齢や回数が違います。どちらを選べるかも含め、希望する場合は予約時に医療機関へ確認してください。生活保護等を受けている子どもについては、自己負担が免除されます。対応できる医療機関は北区への確認が必要です。
高齢者は自己負担2,500円で1回接種
高齢者のインフルエンザ定期予防接種も、2026年度は9月18日から2027年1月31日まで実施されます。
対象は接種日時点で北区民の満65歳以上の方。60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に一定の重い障害がある方も対象になります。
接種回数は期間中1回で、自己負担額は2,500円です。2026年度中に72歳以上になる方や生活保護等を受給している方は費用が免除されます。
接種には北区から送付される予診票が必要です。予診票を持たずに接種した場合は定期接種の対象外となるため、忘れずに持参しましょう。
案内に「10月1日開始」と書かれていても北区内は9月18日から
高齢者向け予診票は9月中旬以降に発送されていますが、今回の前倒しは急遽決まったため、郵送された印刷物に10月1日開始と書かれている場合があります。
2026年度は、北区内の協力医療機関で条件を満たす方なら9月18日から接種できます。
- 北区内の協力医療機関 → 9月18日から
- 北区以外の東京22区 → 10月1日から
- インフルエンザ接種終了 → 2027年1月31日
同じ郵送物で案内される高齢者の新型コロナ定期接種は、前倒しされていません。こちらは予定どおり2026年10月1日開始です。
接種時期は流行だけでなく効果が出るまでの時間も考える
北区の予防接種Q&Aでは、インフルエンザワクチンの発症予防効果は、接種後およそ2週間から現れ、約5か月程度続くと案内されています。
例年なら国内の流行期に備えて12月中旬までの接種が案内されていますが、2026年は流行が早いため、北区も開始時期を前倒ししています。
「早ければ早いほどよい」と一律に決めるのではなく、年齢や体調、学校行事なども含め、かかりつけ医と相談して時期を決めると安心です。
北区外で子どもが接種した場合は償還払いできることも
対象の子どもが、やむを得ず北区内の協力医療機関以外で全額自己負担して国内接種した場合、償還払いの対象になることがあります。
申請期限は2027年3月31日です。北区内の協力医療機関で、すでに助成を受けて接種した場合は償還払いの対象にはなりません。
特に2026年9月中に区外で全額自己負担して接種した場合について、北区は問い合わせるよう案内しています。該当する家庭は確認してみてください。
接種前に確認しておきたい3つのこと
今年は開始が早まったため、「いつもの病院ならすぐ接種できる」と思わず、予約前にいくつか確認しておくとスムーズです。
子どもは年齢とワクチンの種類によって助成額・回数が変わります。接種日時点の年齢を確認します。
ワクチンの入荷時期や予約方法は医療機関ごとに違います。経鼻ワクチンを希望する場合も事前に確認しましょう。
発熱や体調不良などがある場合は接種できないことがあります。気になる症状があれば医療機関へ相談してください。
予防接種と一緒に日常の感染対策も
インフルエンザは、感染した人の咳やくしゃみなどによる飛沫を介して広がります。流行期は手洗いや換気など基本的な対策も続けたいところです。
普通のかぜに比べて、高熱や筋肉痛、関節痛など全身症状が強いのが特徴です。子どもでは中耳炎や熱性けいれんなどを伴う場合もあります。
呼吸が苦しそう、水分が取れない、ぐったりしているなど心配な状態がある場合は、予防接種の記事だけで判断せず医療機関へ相談してください。
さいごに
「インフルエンザは冬になってから」と思っていると、今年は少し状況が違いそうです。北区が9月18日に開始を前倒ししたことからも、早めに情報を確認したいシーズンです。
子どもは年齢や注射・経鼻によって助成内容が変わり、高齢者は接種する区によって開始日も違います。家族それぞれの条件を一度確認しておくと安心です。
学校行事や受験、年末年始と予定が続くこれからの季節。慌てて決めるのではなく、北区の最新情報と医療機関の予約状況を見ながら準備しておきたいですね。













