東京都北区で七五三を迎えるなら、王子神社、七社神社、赤羽八幡神社などが候補に挙がります。でも実際に予定を立て始めると、神社の名前だけではなかなか決められません。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』エリア担当ライターのはやとーさんです。私も娘たちの行事では、写真も残したい、家族ともお祝いしたいと考えるうちに、一日の予定を詰め込みすぎそうになったことがあります。
そこで今回は、北区で七五三のお参り先として考えやすい3つの神社を中心に、ご祈祷の予約だけでなく、着物での移動、写真撮影、祖父母との同行まで含めて整理しました。
北区の七五三どこでお参りするか
七五三の神社選びで最初に見たいのは、有名かどうかより「その日の家族が動きやすいか」です。着物を着た子どもにとっては、駅から数分の違いや坂道も普段とは違う負担になります。
王子神社は王子駅から近く、七社神社は西ケ原駅から徒歩2分ほど。赤羽八幡神社は赤羽エリアから向かいやすい一方、境内へ向かう坂や階段まで考えておきたい場所です。
- 王子神社 電車移動を短くして祖父母とも集まりやすくしたい
- 七社神社 ご祈祷と境内での写真撮影までまとめて考えたい
- 赤羽八幡神社 赤羽周辺で地元のお参りをしたい
さらに祖父母が一緒なら、駅からの距離だけでなく、座って休める時間や車を使うかどうかも含めて考えておきたいところです。
王子神社は電車移動を短くしたい日に
王子本町にある王子神社は、JR京浜東北線と東京メトロ南北線の王子駅から徒歩3分ほど。電車で集まる家族なら、七五三当日の移動を短くしやすい神社です。

ご祈祷はWEBから予約でき、予約システムを利用できるのは希望日の2日前まで。前日や当日は電話で問い合わせる形になっています。
ただし、お正月や七五三には予約不要の日が設定される場合があります。11月の週末を考えているなら、普段の予約方法だけを見ず、その年の七五三案内まで確認しておきましょう。

王子神社なら、ご祈祷の時間を決めてから王子駅周辺で食事場所を探す流れも作りやすいですね
王子神社にはトイレがあり、社殿前にはスロープもあります。祖父母や小さなきょうだいが同行する場合には、このあたりも意外と大切です。
境内には東京都指定天然記念物の大イチョウもあります。秋のお参りなら、社殿だけでなく木々を背景に家族写真を残すのもよさそうです。
近くには音無親水公園もありますが、七五三当日に「あそこでも撮ろう」と予定を増やしすぎるのは注意。着物姿なら、境内で十分写真を撮ってから食事へ向かうくらいでもよいと思います。
七社神社は写真も一緒に残しやすい


西ケ原の七社神社は、東京メトロ南北線西ケ原駅2番出口から徒歩2分ほど。上中里駅や王子駅からも徒歩10分ほどで向かえます。
七社神社は昇殿祈祷を原則予約制としており、電話またはWEBから申し込めます。個人祈願の初穂料は7,000円から。のし袋や封筒に入れて持参します。
七五三で特にわかりやすいのが写真撮影のルールです。ご祈願の前後なら境内や舞殿で撮影できますが、ご祈願中や本殿内、控室では撮影できません。
プロカメラマンをお願いする場合は、撮影前に社務所で許可を受けます。カメラマンが決まってから慌てるより、神社のルールを伝えたうえで撮影をお願いするとスムーズです。
- ご祈祷
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原則予約制。電話またはWEBから申し込みます。
- 初穂料
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個人祈願は7,000円から。
- 境内での撮影
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ご祈願の前後は可能。ご祈願中や本殿内、控室は撮影できません。
- 駐車場
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境内に参拝者用スペースがありますが、通常は3台ほど。七五三シーズンは満車も考えておきたいところです。
飛鳥山公園の隣なので、参拝後に公園でも写真を撮りたくなります。ただ、3歳の子が着物と草履で移動するなら、神社だけで撮影を終えるくらいでも十分です。
なお、2026年9月16日時点では、公式サイトの七五三年表に2025年の案内が残っています。2026年秋の特別な受付日が発表された場合は、予約前に最新案内を確認してください。
赤羽八幡神社は坂道まで予定に入れる


赤羽台にある赤羽八幡神社でも七五三のご祈祷を受け付けています。赤羽周辺で暮らす家庭なら、地元の神社でお祝いしたいと考える人も多いでしょう。
公式の祈祷案内では、七五三も祈願項目の一つとして掲載されています。祈祷案内上の受付時間は9時~17時です。
一方、お札所の開所時間は季節で異なります。11月~3月は平日9時30分~16時、土日祝日は9時30分~16時30分。火曜日は原則閉所となるため、七五三の日程を決めたら電話確認をしておく方が安心です。
そして赤羽八幡神社で忘れたくないのが、境内へ向かう道です。坂や階段を歩くことになるため、着物姿の子どもには普段以上の負担になります。
移動中はスニーカーを履き、写真を撮る前に草履へ履き替える方法もあります。最初から最後まで草履で歩かせることにこだわらなくてもよいと思います。
祖父母が一緒なら、徒歩だけでなく車やタクシーを使うことも含めて考えておきたいですね。「駅から何分」だけではなく、高低差まで見ておく神社です。
3社を比べるなら誰と行くかで決める
3社を比べても、一つだけが正解というわけではありません。子どもの年齢や一緒に行く家族によって、動きやすい場所は変わります。
| こんな家族 | 考えやすい参拝先 | 理由 |
|---|---|---|
| 祖父母も電車で来る | 王子神社 | 王子駅から近く、移動を短くしやすい |
| 出張撮影もしたい | 七社神社 | 境内撮影のルールが公式に示されている |
| 西ケ原周辺から行く | 七社神社 | 西ケ原駅から徒歩2分ほど |
| 赤羽周辺でお祝いしたい | 赤羽八幡神社 | 地元で参拝しやすい |
| 3歳で長く歩くのが難しい | 距離だけでなく移動方法で判断 | 草履で歩く距離をできるだけ短くする |
私なら3歳なら特に「着付け場所から神社まで」を優先します。写真映えする場所を増やすより、機嫌がよいうちにご祈祷まで終えられる方が、結果的に写真にも笑顔が残りやすいからです。
ご祈祷を先に決めると一日が組みやすい
七五三の準備では、着物や写真館から予約したくなります。でも一日の予定を組むなら、最初にご祈祷の時間を決める方がわかりやすくなります。
家族が集まれる日から候補を2日ほど作ります。
予約の要否、受付時間、初穂料を確認します。
移動時間と受付を考え、ご祈祷より余裕を持って終わる時間にします。
子どもの体力を見ながら、残りの予定を足していきます。
例えば11時にご祈祷なら、着付け完了を10時にして、10時30分ごろには神社へ到着。ご祈祷後に写真を撮り、12時30分~13時ごろから食事というくらいでも十分です。
移動時間をぴったりで計算しないことも大切。子どものトイレや着崩れ、受付の待ち時間が入ると、10分、20分はすぐに過ぎます。
前撮りに分けると参拝日はかなり楽
七五三当日に、着付け、スタジオ撮影、ご祈祷、境内撮影、会食をすべて行うと、大人でも忙しい一日になります。
特に写真をしっかり残したいなら、前撮りと参拝を分ける方法があります。スタジオ写真は別日に済ませ、参拝日はご祈祷と家族写真だけにする形です。
そうすると参拝日は「写真を撮らなければ」と追われにくくなります。子どもの機嫌が悪ければ、境内写真を数枚に減らして早めに着替えることもできます。



七五三を一日で完璧に終わらせなくても大丈夫なんですよね
反対に、衣装レンタルを一度で済ませたい家庭なら同日にまとめる方法もあります。その場合は会食を別日にするなど、一つ予定を減らすだけでもかなり違います。
3歳・5歳・7歳で同じ予定にしない
七五三では3歳、5歳、7歳を同じ感覚で考えない方がよいと思います。特に3歳は、着物を着るだけで疲れてしまうことがあります。
3歳なら、ご祈祷まで終えられたら十分くらいに考えてもよさそうです。草履を嫌がったら普段靴に替え、写真も短時間で切り上げます。
5歳になるとできることは増えますが、撮影でポーズを続けたあとにご祈祷、さらに食事までとなると疲れる子もいます。
7歳は体力がついてきても、帯やヘアセットで普段より動きにくくなります。朝早くから支度した日は、午後まで予定を詰めすぎない方がゆったり過ごせます。
また、七五三は必ず数え年で行わなければならないものではありません。七社神社でも、家庭や子どもの都合に合わせて満年齢でのお参りでも構わないと案内しています。
雨の日はどうする?
七五三の日が雨予報になると、予定をすべて変更するか悩みますよね。でも、ご祈祷と屋外撮影を分けて考えると判断しやすくなります。
ご祈祷は予定通り受け、外での写真を短くする。スタジオ撮影だけ残す。家族写真は別の日に撮る。最初からこうした逃げ道を作っておく方法もあります。
雨の日に一番避けたいのは、着物姿の子どもを長く歩かせることです。駅から近くてもタクシーを使う、普段靴で移動するなど、晴れの日とは予定を変えて構いません。
雨の日に残すものを先に決めておく
- ご祈祷は予定通り
- 境内撮影は短時間にする
- 公園などへの移動はやめる
- 食事は予約しているならそのまま
すべて予定通りにするより、何を残すか決めておいた方が、当日の朝に家族で慌てずに済みます。
草履のほかにも持っていきたいもの
七五三だからと荷物を増やしすぎると、今度は大人が大変になります。最低限、子どもが途中で困ったときに助かるものを入れておくくらいで十分です。
- 履き慣れた靴
- 小さな飲み物
- 一口で食べられるおやつ
- クリップや洗濯ばさみ
- ハンカチとウェットティッシュ
- 寒い日は羽織れるもの
草履で足が痛くなったら履き替える、ご祈祷まで時間があれば少し飲む。そんな小さな準備の方が、高価な七五三グッズより助かることがあります。
以前、子どもとの外出で予定通り進めようとして、途中で疲れてしまった姿を見たことがあります。それ以来、行事の日ほど「やめてもいい予定」を作っておくようになりました。
最後は家族の七五三を一枚の予定表に
北区で七五三を考え始めたら、まず参拝する神社を一つか二つに絞ってみてください。そのあと、ご祈祷の予約方法と希望日の受付状況を確認します。
時間が決まったら、着付け、写真、食事を前後に入れていけば大丈夫です。全部を一度に探すより、一日の中心をご祈祷に置くと予定が見えやすくなります。
王子、西ケ原、赤羽と、それぞれ違った選び方ができるのも北区の七五三のよいところ。子どもの晴れ姿だけでなく、家族みんなが穏やかに過ごせる一日を考えてみてくださいね。













