支援学校を調べようとすると、学校名よりも先に「どこから確認すればいいのか」で迷いやすいんですよね。北区周辺だと通学候補になる学校がいくつかあり、障害の種類や住所の場所によって案内先が変わります。
北区在住のライターはやとーさんです。地域情報メディア『東京きたくりっぷ』でエリアの暮らし情報を書いています。わたし自身も仕事柄、就学や相談窓口の話を耳にすることがあり「最初にどこを見るか」が思った以上に分かりにくいと感じています。
この記事では北区から通学候補として確認しやすい都立特別支援学校3校の紹介に加え、相談窓口の順番、学校見学の流れを整理します。制度や対象条件は年度で変わるため、必ず公式情報で確認する前提でお読みください。
最初に迷いやすいことと、その理由
支援学校を調べ始めると「学校名は出てきたけど、うちの子が通えるかどうかが分からない」という状況になりがちです。通学区域が障害の種類によって違うため、学校名だけを並べて比べても判断が難しい。
北区の場合、知的障害の学校と肢体不自由の学校では通学区域の設定の仕方が異なります。さらに視覚障害や聴覚障害の学校は都内全域が対象になるなど、障害の種類ごとに確認先が変わる仕組みです。
北区から通える都立支援学校3校の概要
北区の住所が通学区域に含まれる都立特別支援学校として、まず確認しておきたい3校を整理しました。いずれも十条台周辺に集まっており、北区から動きやすいエリアにあります。
| 学校名 | 対象障害 | 設置学部 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 東京都立王子特別支援学校 | 知的障害 | 小・中・高等部 | 北区十条台1-8-41 |
| 東京都立北特別支援学校 | 肢体不自由・病弱 | 小・中・高等部 | 北区十条台1-1-1 |
| 東京都立志村学園(肢体不自由部門) | 肢体不自由 | 小・中・高等部 | 板橋区西台1-41-10 |
学校名や所在地は公式情報で変更が生じる場合があります。最新の情報は東京都特別支援教育推進室または各学校の公式サイトでご確認ください。
王子特別支援学校:知的障害対象、北区に隣接
東京都立王子特別支援学校は、知的障害のある児童・生徒を対象とした学校です。北区十条台に位置し、小学部・中学部・高等部が設置されています。北区が通学区域になっており、知的障害の支援学校を調べている場合はまず確認するべき学校です。
令和8年度の学校公開は6月と10月に各1回、事前申込制で開催される予定です。申込は各回の約1か月前から公式サイトで受け付けています。わたしが気になるのも、申込開始のタイミングを見逃しやすい点。見学希望があれば、公式サイトを定期的に確認するのが安心です。
- 所在地
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〒114-0033 東京都北区十条台1-8-41
- 電話番号
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03-3909-8777
- 公式サイト
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https://oji-sh.metro.ed.jp
北特別支援学校:肢体不自由・病弱、北区に設置
東京都立北特別支援学校は、肢体不自由と病弱・身体虚弱の子どもを対象とした学校です。同じ十条台エリアに立地しており、小学部・中学部・高等部があります。東京大学医学部附属病院内に「東大こだま分教室」も設けられていて、入院中の対応も行っています。
北区内でも住所の丁目によって通学区域への含まれ方が変わります。浮間・赤羽北・赤羽三丁目・赤羽台三〜四丁目・桐ヶ丘以外の北区全域が肢体不自由部門の通学区域です。住所の丁目で変わる仕組みなので、確認するときは地番まで照合することをおすすめします。
- 所在地
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〒114-0033 東京都北区十条台1-1-1
- 電話番号
-
03-3906-2321
- 公式サイト
-
https://kita-sh.metro.ed.jp
志村学園(肢体不自由部門):北区一部が学区域
東京都立志村学園は板橋区西台に位置する肢体不自由対象の学校です。北区内の浮間・赤羽北・赤羽三丁目・赤羽台三〜四丁目・桐ヶ丘が通学区域となっています。
同じ「肢体不自由対象」でも、住む丁目によって北特別支援学校と志村学園で案内先が変わります。北区の中でも赤羽・浮間方面に住んでいる場合は、志村学園を最初に確認する流れになります。
- 所在地
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〒175-0042 東京都板橋区西台1-41-10
- 電話番号
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03-3937-6911(最新情報は公式サイトで確認を)
- 公式サイト
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https://shimura-sh.metro.ed.jp
北区と東京都で役割が分かれるところ
就学相談の窓口は北区教育委員会が担当します。一方、都立特別支援学校への就学を決定する最終的な手続きは、区から東京都教育委員会へ申請される流れです。
相談は区からスタートするのが基本の流れ。この順番を知らないと、都の学校に直接問い合わせても案内先を変えられることがあります。

都のサイトと区のサイト、両方見て初めてつながります
就学相談の流れと北区の窓口
北区では毎年度、就学相談の説明会が開催されています。令和8年度は4月に3回、滝野川分庁舎で実施されました。ただし日程や受付方法は年度ごとに変わるため、北区教育委員会の公式情報を必ず確認してください。
北区の相談窓口は教育総合相談センター(電話:03-3908-1326)です。特別支援教育に関する相談も受け付けていて、就学先がまだ決まっていない段階でも動けます。正直なところ、説明会に一度出るだけで情報がずいぶん整理される、という話はよく聞きます。
知的・肢体不自由など、対象種別と住所の丁目を手元に用意する
東京都特別支援教育推進室の通学区域一覧PDFで、住所から候補を絞る
北区教育総合相談センター(03-3908-1326)に相談の流れを確認する
各学校の公式サイトで学校公開の日程を確認し、見学の申し込みをする
学校見学で確認しておきたいこと
各都立特別支援学校では、通学区域内の保護者や福祉関係者を対象に学校公開が年に数回開催されています。王子特別支援学校は令和8年度に6月と10月の2回、事前申込制での開催が予定されています。
見学では校舎の設備や授業の様子だけでなく、子どもが実際に動ける空間かどうかも確認する価値があります。先生に話を聞ける時間があれば、日常の流れや送迎の方法もその場で確認できる。
- 学校公開の日程は各校の公式サイトで確認
- 事前申込が必要な場合が多い
- 通学区域内かどうかを先に確認する
- 見学当日に通学ルートも確かめると安心
通いやすさを考えるときに見ておきたい点
通学区域とは「その学校に通うことができる居住地域」のことです。これと「通いやすさ」は別の話になります。区域の中に入っていても、実際の交通や送迎の負担感は生活圏によって大きく変わる。
わたしが気になるのも、「地図上の距離」より「実際にどのルートで動けるか」です。毎日のルートが生活動線と重なるかどうかは、見学当日に一度確認しておくと感覚がつかみやすいと感じています。
今日から動けることを一つだけ
今週末にでも、東京都特別支援教育推進室のサイトで通学区域の一覧を開いて、自分の住所がどの候補校に当たるかを確認してみてください。学校名が一つ出るだけで、次に見るべきものが見えてきます。
相談や見学はまだ準備ができていない段階でも始めて大丈夫です。わたし自身、「もう少し調べてから」と後回しにすることがよくありますが、支援学校の相談は早めに動いたほうが日程の余裕が生まれます。候補校の名前と連絡先を一枚の紙にメモしておくだけでも、気持ちが少し落ち着く気がしています。
通学区域の一覧を印刷して手元に置いておくだけでも、次に誰かに相談するときに話がスムーズになりますよ。ここから始めてみてくださいね。












