「無料で見られる展示がある」と聞いて気になっている方もいるのではないでしょうか。中里貝塚という名前は初めて聞いたという方でも大丈夫。子どもと一緒に楽しめるのか、休日のお出かけ先としておすすめなのか、会期はいつからかなど気になるポイントを分かりやすくまとめました。
東京都北区在勤の地域情報ライターはやとーさんです。北区エリアの地域ネタを扱う『東京きたくりっぷ』のエリア担当として日頃から動いていますが、今回のような「無料で見られる地域史の展示」は、親子で立ち寄れるか気になりますよね。
この記事では展示の基本情報、中里貝塚とはどんな遺跡なのか、王子駅からのアクセス、公式で確認しておきたい点を順に見ていきます。
今、飛鳥山博物館で何が始まっているのか
2026年5月30日から、北区飛鳥山博物館の特別展示室とホワイエで展示が始まっています。タイトルは「北区内ぐるり展示〈スタート編〉Do you know me?北区に眠る巨大貝塚 中里貝塚」
国史跡に指定されている中里貝塚の大発見から30周年を記念した展示で、発掘調査写真や出土資料をもとに中里貝塚を紹介する内容です。観覧は無料で特別な申し込みは不要。どなたでも入れます。
「北区内をぐるり巡回する」という展示シリーズの最初の会場がこの飛鳥山博物館で、今後は北区立図書館などを巡回する予定とのことです。ただし、巡回先や巡回日程の詳細は現時点で公式には確認できていないため、北区公式サイトで随時確認するのが確実です。
会期と開館時間を最初に確認しておこう
会期や休館日は先に見ておくと安心です。公式情報で確認できた内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年5月30日(土)から6月26日(金)まで |
| 開館時間 | 午前10時から午後5時まで |
| 休館日 | 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日が休館) |
| 会場 | 北区飛鳥山博物館 特別展示室・ホワイエ |
| 観覧料 | 無料 |
| 対象 | どなたでも |
会期が6月26日(金)なので、6月中に行けるタイミングを一度確認しておくといいと思います。臨時休館が出る場合は北区公式サイトでの告知が最初に出るので、直前に一度見ておくと確実です。
中里貝塚とはどんな遺跡なのか
北区上中里に残る縄文時代の貝塚で2000年(平成12年)に国史跡に指定されています。
一般的な「ゴミ捨て場としての貝塚」とは少し異なり、集落の外の浜辺で貝の加工を専業的に行った「水産加工場」と考えられている点が大きな特徴です。南北100m以上、東西500m以上の範囲に、最大で厚さ4.5m以上の貝層が広がる全国でも珍しいスケールの遺跡です。
今から約5000年前の縄文時代中期のものとされ、当時の東京湾奥部の西側の浜辺に位置していたと考えられています。北区飛鳥山博物館の常設展示室には剥ぎ取り標本が常設されており、今回の展示とあわせて見ることもできます。
王子駅からどうやって行くのか
北区飛鳥山博物館は飛鳥山公園の中にあります。王子駅からは近く徒歩で行けます。
- JR京浜東北線「王子」駅 南口から徒歩約5分
- 東京メトロ南北線「西ヶ原」駅から徒歩約7分
- 都電荒川線「飛鳥山」停留所から徒歩約4分
- 北区コミュニティバス「飛鳥山公園」停留所から徒歩約1分
王子駅南口から飛鳥山公園に向かうルートは、高架下を抜けて公園の中へ入る流れです。距離は約500mほどで、ほぼ平坦な道が続きます。小学生の娘を連れて歩いても無理がないくらいの距離感です。
子ども連れで行きやすい場所かどうか
飛鳥山公園は親子連れが多く訪れる公園です。博物館は公園の中にあるので、展示を見た前後に公園でも過ごしやすい立地です。
観覧無料、申し込み不要、対象はどなたでもという条件がそろっているので、「とりあえず行ってみようか」と言いやすい展示だと思います。展示室内の撮影可否は現時点で公式では確認できていないため、撮影を考えている場合は事前に博物館へ問い合わせるか現地の掲示で確認してください。

公園と博物館がセットになっているのは親子で立ち寄りやすいですよね
展示の場所は博物館のどこになるのか
今回の展示は特別展示室とホワイエが会場です。北区飛鳥山博物館には常設展示室もあり、こちらでは中里貝塚の剥ぎ取り標本も見られます。
常設展示は有料(一般300円)ですが、今回の「北区内ぐるり展示」は特別展示室・ホワイエ分については観覧無料と公式で確認されています。ただし、常設展示室への入場は通常通りの料金が必要かどうか念のため博物館に確認しておくと安心です。
今の段階でまだ分からないことについて
現時点で公式情報として確認できていない点が幾つかあります。気になる場合は北区公式サイトや博物館への問い合わせで確認するのが確実です。
- 関連講座について
-
関連する講座が予定されているかどうか申し込みの有無については、現時点では公式情報で詳細が確認できていません。北区公式サイトまたは博物館へ直接問い合わせてください。
- 巡回先と日程について
-
飛鳥山博物館の後に北区立図書館などを巡回する予定があることは告知されていますが、具体的な巡回先と日程は現在公式には公開されていません。確定次第、北区公式サイトに掲載される見込みです。
- 展示室内の撮影について
-
撮影の可否は公式情報では確認できていません。現地の掲示を確認するか、事前に博物館へ電話で問い合わせるのが確実です。
行く前に公式サイトで見ておきたいこと
日程や時間など基本情報は公式で確認できていますが、念のため行く直前に見ておくと安心です。
臨時休館や荒天時の対応は北区公式サイトまたは北区飛鳥山博物館のページに掲載されます。「北区 飛鳥山博物館」で検索するとアクセスできます。
休館は基本的に月曜日です。月曜が祝日の場合は翌平日が休館になります。週末に行く場合は特に確認が不要ですが、平日に動く予定なら曜日を確認しておくと確実です。
関連講座の詳細や巡回展示の日程は、今後北区公式サイトに掲載される予定です。興味があれば定期的にチェックしておくと、見逃しが少なくなります。
王子や飛鳥山のついでに立ち寄れる場所か
飛鳥山博物館は飛鳥山公園の中にあります。紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢史料館の3館が同じエリアに集まっているので王子に来たついでに回りやすい立地です。
仕事帰りに立ち寄れるかどうかで言えば、閉館が午後5時なので夕方以降はギリギリ難しい。でも、休日や半休のタイミングなら飛鳥山公園の散歩とあわせて1時間もあれば十分回れる規模の展示です。
今週末行ってみませんか?
展示は本日5月30日から始まっています。今週末、飛鳥山公園に行く予定がある人は、そのまま博物館に入るだけでも見られます。事前申し込み不要、無料、月曜でなければ午前10時から入れます。
私自身、「30年前に発見された巨大な水産加工場の痕跡が上中里にある」というのは驚きました。縄文時代に東京湾の浜辺があった場所が今の北区の住宅地の地下にあるというのはすごいことですよね。
みなさんもぜひのぞいてみてくださいね。












