里帰り先の病院で北区の受診票が使えず、健診費用をいったん全額支払った。そんなときは払い戻しの対象になるか確認してみてください。
地域情報メディア『東京きたくりっぷ』のエリア担当ライター、はやとーさんです。
2026年10月から北区の里帰り等の健診費用助成に産婦健康診査と1か月児健康診査が加わりました。出産日だけで判断せず、受診した日と健診の種類を確かめることが大切です。
10月から加わる2つの健診
| 健診 | 対象となる時期 | 上限と回数 |
|---|---|---|
| 産婦健康診査 | 原則産後2か月以内 産後2週間と1か月が目安 | 1回5,000円まで 2回 |
| 1か月児健康診査 | 生後27日から6週に達する日まで | 6,000円まで 児1人につき1回 |
新たな2種類は2026年10月1日以降に受けた健診が対象です。9月に出産して10月に受けた場合と、9月中に健診まで終えた場合では扱いが変わります。まず領収書の受診日を見てみましょう。

助成の対象になる条件
基本となるのは健診の受診日に妊産婦が北区に住民登録をしていることです。都外などの委託契約をしていない国内の医療機関で受診し、費用を自己負担した場合が対象になります。海外での受診や保険診療は対象外です。
実家に滞在するだけの場合と、住民登録も別の自治体へ移す場合は分けて考えます。また保健指導票の交付を受けている方などには対象外の条件があるため、公式案内も確認してください。
いくら戻るかは実費で決まる
助成額は支払った対象費用と上限額を比べて決まります。上限額がそのまま振り込まれる制度ではありません。たとえば対象の産婦健診費用が4,000円なら4,000円、6,000円なら上限の5,000円が目安です。
| そのほかの健診 | 2026年度の助成上限 |
|---|---|
| 妊婦健診の初回 | 11,670円 1回 |
| 妊婦健診の2~14回目 | 各5,460円 最大13回 |
| 妊婦超音波検査 | 各5,300円 最大4回 |
| 妊婦子宮頸がん検診 | 3,400円 1回 |
| 新生児聴覚検査 | 3,000円 児1人につき1回 |
受診票を使った回数も含めて回数の上限を管理します。里帰り先で受けた分だけ別枠が増えるわけではありません。新生児聴覚検査は生後50日未満に初めて受けた検査など、健診ごとの条件があります。
領収書は原本を保管

- 領収書と診療明細書の原本
- 母子健康手帳
- 使わなかった受診票
- 受診記録一覧表兼費用記入書や受診結果記入書など所定の書類
- 振込先口座を確認できるもの
一度の会計に健診以外の費用が含まれていると、合計額だけでは対象費用が分かりません。明細も一緒に残しておくと確認が進めやすくなります。退院時の書類に埋もれないよう健診関係を一つの封筒にまとめておくのもおすすめです。
必要な様式は健診の種類と申請方法によって異なります。里帰り先を離れる前に書類を見直しておくと、後から医療機関へ確認する負担を減らせます。
申請は出産後 期限は1年

申請は原則として出産後に行い、申請期限は出産から1年以内です。出産前に北区から転出した場合は転出後に申請でき、期限は転出から1年以内となります。
窓口に加えて郵送申請も案内されています。郵送の場合は公式ページの郵送用案内を確認し、必要な写しや様式をそろえてください。振込先は旧姓の口座を使用できないため名義も確認しましょう。
区の案内では決定通知までおおむね2か月、その後の振込まで2~3週間が目安です。申請してすぐ入金されるとは限らないため、支払い時の家計とは分けて考えておくと安心です。
問い合わせは保健サービス課保健サービス係 03-3908-7050。窓口は北区役所第一庁舎1階6番です。
帰宅後の負担を少し軽く
出産後は赤ちゃんのお世話と自分の体の回復だけでも手いっぱいです。申請をする人、領収書を保管する人を家族で分担できると助かりますね。まずは健診の書類を捨てずにまとめるところから始めてみてください。
金額と条件は2026年10月3日時点の北区公式案内に基づいています。実際の支給額は区の審査で決まります。












